あの日のあのシーン

数万人の敵に囲まれて、その敵がシーンとなる一瞬。

そういう貴重なシーンに居合わせた幸運がここ数年で2度ある。

1度めは06年6月のドルトムントで。ブラジル相手に、玉田選手が先制ゴールをあげた。

試合の流れに関係なく試合開始前からずっと大騒ぎしていた(というか、試合開始前から流れはずっとブラジル優位だったということか?)ブラジル人たちの歓声、チャント、鳴り物が、その瞬間に静寂に変わった。隣の席に座っている日本人にまで自分たち持参の楽器で音を出させたり、やりたい放題だったもんな(あのフレンドリーさは、負けるはずないという余裕でもあったのだろう。)後に日本は惨殺されてしまったけれど、でも玉田選手のゴールには涙した。感動は一生忘れない。

そして2度目が、昨年の最終戦、根占選手のゴール。

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バクスタで傍若無人ぶりを発揮する敵サポさんたちが試合終了の合図とともに、いっせいに「し〜ん」という音を発したのは、やはり一生忘れない。

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結局は残念なシーズンとなってしまった2007年、J1という初めての冒険だったけれど、最後に存在感を示せたことがうれしかった。J1に挑戦した1年の証しとなる根占選手のゴールは、僕たちの宝物だ。

というストーリーを背景に、その思いを形にして一生残しておきたい、そんな夢を叶えてくれた根占選手、ありがとう。

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2007シーズン、J1に残した爪痕。






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takaoh