「一切落ち度はない」
2007年10月22日
「一切落ち度はない」というタイトルで首脳陣全員留任に関する記事が今朝の神奈川新聞に出ていますね。
坂本社長は、10年先を考えた経営計画を立てていて、順調に成長してきている、優秀なスタッフも採用してきているので、成果が出るのはこれから、と述べられたとか。
短期的な目標と長期的なビジョンがあるべきなので、今年は残念な結果に終わったけれど、昇格一年めでも優勝を狙うのは理想だが現実の世界はそうじゃない。長い目で見れば、J1を初めて経験して多くのことが学べたわけだし、将来の方向性に間違いはない、ということでしょうか。一般論として、短期の結果で体制をコロコロ変えていては(ときにはそういうドラスティックな変化が必要なときもあるだろうし、また、いつでも流動性はある程度あった方が組織にはいいと思いますが、)長期のビジョンやミッションは持てないし遂行できません。
記者会見の場で、日本全国に向かって、組織のトップが、この部門がダメだった、こいつがダメだった、とか社員の考査や評価をするわけないです。(もちろん、人事は正式な発表になるまで何があるかはわかりませんけれども。)実際には個々に見ればいいところ悪いところあったのでしょうけれど、外向けには、みんなよくやってくれた、と言ってくれる上司やトップは素晴らしいと思う。クラブをJ1仕様にということで、去年からスタッフもそれぞれの分野のプロの人を多く採用していったので、J2降格で社員の方たちはどうなってしまうのかと心配していました(坂本さんは、かつて在籍されていた企業で、サッカー部が廃部になり、部員を解雇するという辛い経験がおありということだったので、どうされるのか注目していました)が、ほっとしました。
降格が決まって、将来どうなってしまうんだろうと不安になるときに、トップの方からそういう力強い言葉が聞かれると安心するものです。今年は残念だったけれど、クラブがある限り、来年またJ2でも応援していこうと思えるわけで。
☆☆☆
でもこの記事、最後に「過去の例」として、00年の川崎が社長も強化部長も辞任したと書かれて終わっているけれど、ここで過去の例をあげるんならば、話の流れのロジックからすると、降格したけど首脳陣が留任した他クラブがどれだけあって、その後どうなったか(うまくいったのかどうか)をあげるべきなんじゃないのかなと思いますが、要するにこの記事を書かれた記者さんは、川崎の社長は辞めたんだからお前も辞めろよとでもおっしゃりたいのでしょうか?そんな印象を受けました。
たしかに川崎は、その後また昇格して今のような強豪になったわけだから、興味のあるところです。富士通のような大きな企業がバックにあるクラブと、我々のような弱小クラブでは、当然ビジネスモデルも大きく異なるでしょうが、それでもなにか参考になることがあるかもと思います。川崎ではその後どんな方がどんな経緯で社長になってどんな改革をしたのかとか、フリエの社長には現社長以外にどんな人物が相応しくて、どんな人物なら引き受けてくれるのかとかは、ぜひ知りたいところですよ。オフサイドのルールなんかよりもね。
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takaoh
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