「プロは勝たなければいけません」

さようならアンデルソンさん。人のよさそうな笑顔が好きでした。

生涯通じて僕の最大のアイドルである偉大なF1チャンピオンが「シウバ」と名の付くブラジリアンなので、どうしても「シウバ」と名の付くブラジル人には肩入れしてしまうのです。まあ、昔、サンパウロで泊まったホテルにあった電話帳を見たらやたらシウバさんだらけで驚いたけど。もう1人のシウバさんも早く調子を上げてください。

何日か前にも書いたけれど、6月29日の神奈川新聞に奥寺さんのインタビュー記事が出てました。いくつか引用すると、
「資金がないと、いい選手はきてくれません。いい選手がいなければ、いくら頑張れといっても結果はついてきません。」 
「プロは勝たなければいけません。お金も集めなければいけません。」 
と、シロウトにはシビアな、そしてプロとしてリアルなご発言。

奥寺さんはアンデルソンさんのことを指して発言しているわけではないだろうけど、残念ながらまさに奥寺さんの言葉を証明するような格好になってしまったでしょうか。

よそのJ1クラブは平均で4億円かけて外国から「いい選手」たちを連れてきている。同じくらい活躍してくれる選手を数千万程度で探してくることはできるのか。僕がエージェントなら、潜在的な「いい選手」を見つけて安く仕入れて、少しでも高い値段で買ってくれるところを探してできるだけサヤを抜こうと思います。そして大勢いるであろうそういうエージェントを出し抜いて「いい選手」を掘り出してくるのはどれほど困難なことなんでしょうか。(にもかかわらず、クラブの強化に期待しています。)

僕の専門は金融・財務とマーケティング、会社経営の経験もあるけれど、サッカー業界についてはもちろんまったくのシロウト。サポとしてクラブに対して希望はあるけれど、シロウトの僕が外から勝手な想像をして、「頑張ればなんとかなるだろ、もっと頑張れ」と言っても、現場にいるプロの一言の前にはなんの力も持たない。頑張れというだけでなんとかなるんだったらとっくになんとかなってるんだろう。というわけで、異論のある方もいらっしゃるだろうけど、僕は、中断期間中も経営陣、スタッフの方たちを信じて応援するのみですよ。

プロは勝たなければいけない、お金も集めなければいけない・・・シーズン当初の「勝つためにここにきた」というのは、単なる聞こえのいいスローガンじゃなくって、相応の覚悟を持った言葉だったのかなと思いました。 

アンデルソンさんの新たな地でのご健闘を祈ります。