クラメン更新(さらに続き)

3日前の日記(http://www.yokohamafc-blog.com/takaoh/article/458)で、時間の経過とともにクラブとクラメンのあり方も見直していくべきで、現状、新規入会を考える人は、クラブにお金を出して支えたいというより、特典があるならば入りたいという人がほとんどだろうから、現在の3つのカテゴリーを整理して、「エントリーとしてパスなしの安い会費(ファンクラブ程度)のカテゴリーを新設するというのもありだろうなと思うんですが、その話はまたいずれ。」というところまで書いたが、続きの「またいずれ」の話。

まず、エントリーとしてのファンクラブ程度のカテゴリーのために、チケットの価格、ファンクラブ会費、会員割引について評価してみる。同じリーグで、同じ地域で、同じスタジアムを使用する、他のクラブのチケット料金と比較できれば、フェアな評価ができるが、幸い、横浜には大企業がスポンサーとなる大きなクラブがある。あちらのクラブはファンクラブの会費として2000円を払うと、僕たちと同じスタジアムでのホームゲームを前売りのとき割引料金で観戦することができるそうだ。
http://www.f-marinos.com/club/ticket/home/ticket_homegame.php

今年の価格設定では、
【ホームゴール裏】
会員前売 1900円
一般前売 2200円
当日    2600円
【バクスタ(指定)】
会員前売 3100円
一般前売 3500円
当日    4000円
【メイン(指定)】
会員前売 4500円
一般前売 5000円
当日    5000円
となっている。(当日料金に会員割引はないようだ。)

ところで僕らのチケットは今年の価格設定では、
【ホームゴール裏】
一般前売 2000円
一般当日 2500円
【バクスタ(自由)】
一般前売 3000円
一般当日 3500円
【メイン(自由)】
一般前売 3500円
一般当日 4000円
だ。(会員割引は前売、当日ともに500円引き。)

あちらの割引料金とこちらの一般前売料金を比べると、今年の価格設定では、
【ゴール裏】
あちら割引前売 1900円
こちら一般前売 2000円
【バクスタ】
あちら割引前売 3100円
こちら一般前売 3000円
【メイン】
あちら割引前売 4500円
こちら一般前売 3500円
となる。

ホームゴール裏の割引料金の場合のみ、僕たちの一般前売より100円だけ安く買うことができる(ホームゲームはナビスコ入れて20試合なので、20試合×100円=2000円でファンクラブ会費と一致)が、会員割引は一見割安に見えるけど、要はなんのことはない、元々の価格設定が高いのだ。たしかに今年、J1のアウェイゲームに行くと、うちのチケットって安いんだなと実感することは多かった。

つまり、安い会費で広くファンクラブ会員を募って、全員に割引料金を適用したいならば、チケット代を他クラブと同じような高い水準に設定すればよいだけなのだ。それでみんなが割安に買えてハッピーになれて、かつ、ファンクラブ会員として帰属意識が高まるならば、それもいいんじゃないのかと思う。(値上げした分を割引くだけなので会費も無料でかまわないが、それじゃあいくらなんでもなあという気がするので、会員特製応援タオマフなど付けて2千円くらいが妥当か。)

ただし、そういうファンクラブの仕組みがあればあとは心配がないのは、オーナーの大企業が損失を補填してくれるクラブの話であって、僕たちには当てはまらないのかもしれない。

また、どのような大企業でも、たとえ今は好調でも、将来、大きなパラダイムシフトがあったり、あるいは景気変動や予期せぬ高インフレ、プロダクトサイクルの変化、競争の激化、あるいは予見できない事業上の問題、その他のさまざまな要因によって、状況が大きく変わる可能性がある。

結局は、特定の企業の都合のみでクラブが左右されないために、クラメンがクラブを支えるためのお金を出す今の仕組みは、たとえ現在は微々たる額だとしても、やはり残すべきなのだ(こういう言い方自体がクラブ設立に携わった方たちに対して失礼ですが。)

そういうわけで、エントリーのファンクラブ的カテゴリーを新設しても、今のようなカテゴリーも必要だが、あまり価格設定が多くなってもややこしい。たとえば、今くらいの規模だと、基本的に従来からのクラメン制度には、年パスを付けて、たとえば、3万円から5万円程度のもの2つか3つのカテゴリーに整理するなどがわかりやすいかと思う(計算のためのデータがないので、金額は単なる例。)

年パスを付ける場合は、あくまでも年パス付きのクラメン会費であって、年パス単体としての販売価格という位置付けではない。また、年パス付きだと人数に制限ができてしまうが、仮に上限が1万人としても、そのように熱心にクラブを支える人がそれだけいるならば、とりあえずはクラブも大丈夫だろう。

変化には痛みは付き物なので、いきなり大きく変更するのは困難だし、その痛みを和らげるのにどう調整をしていくのか、これは政治的な問題だが長くなったので、いつかまた、続く・・・かも。

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コメント

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Re:クラメン更新(さらに続き)
現在のクラメンは年チケにくっついてる形だけのものだからねぇ〜
単体で買う人って殆ど居ないんじゃないかな
しかもフレンドー単体なんて居たとしても数百人=数百万ぐらいでしょ
あとは上位のカテゴリーだったりで
そういう人は後援会とか作っても離れないだろうし
やはり多少痛みが伴っても後援会みたいのは作った方がいいと思うな
Re:クラメン更新(さらに続き)
私自身、これは前から感じていたことでもあったので、私見ですがちょっとコメントさせていただきますね。
たとえば、湘南ベルマーレのシステムはひとつの方法だと思っています。
無料会員から始まり、スーパープレミアまでジュニアを含めれば7種あります。
費用は¥0-から¥110,000-までと幅を持たせています。

横浜FCの場合、その生い立ちの過程からソシオの意識がまだ残っているのかなっと勝手に思っていてメンバ=会費(協賛費もしくは後援費?)の印象を強く受けますが、もし変化を起こそうと考えているのであれば、手始めにそのあたりの印象を変えるところから着手するのもひとつの方法だと思います。
もちろん賛同される方々も多くいらっしゃることでしょうから、このカテゴリは残すか、もしくは、クラメンとは別にファンサイトとして切り分けてもよいかもしれませんね。
横浜FCはJ1へ昇格し、それなりに認知されたとは思いますが、「気軽に参加」という点ではまだ敷居が高いように思います。
無料メンバ(例えばですよ)などを新設し、まずは一体感や連帯感などの「ちょっと気分がいい」優越感(っぽさ)というところから始められれば、クラブメンバへの敷居を下げることに期待できますし、特典などもうまく設定できれば、参加意識という点においても向上するのではないかと期待しています。
また、そこに集まったメンバなどはいずれ有料メンバへの潜在顧客としても期待できる層になるんじゃないでしょうか。。
(前提として、チームの成績などが重要な要素には変わりないでしょうけど。。)

ベルマーレの実態がどうなのかマーケティングしているわけではありませんが、ひとつの方法としては参考になるのかなと思います。
あ、他のクラブも同様な仕組みがあるかもしれませんね。(調べてないですけど。)

長くなってすみません。
Re:クラメン更新(さらに続き)
ウチはJ2の時にチケットの値上げをしてそのままJ1に上がったわけで、J2時代のチケットの高さが問題だったと思います。なので鞠と比べてもしょうがないんじゃないかな、と思います。

そして今年チケで色々言ってる人たちは、J2に降格して1試合ごとのチケットを値下げするのか、現状維持するのかに注目してるのではないかと思います。(それだけじゃないだろうけど)

Re:クラメン更新(さらに続き)
F鞠と比べるのは、「同じ地域、同じスタジアム」だからこの場合比較されてるのだとと思いますが。

実際横浜FCとして初めてJ1に上がりアウェイ戦のチケットを買うと「チケット代、(300円とか500円の差ですが)ちょっと高いなあ」と感じる事が多かったです。

確かにJ2のいくつかのゴル裏のチケットは安いものもありましたが(また、来年は安いアウェイチケット買うんですね)全てが、という訳ではないですし。

決してうちのチケット代は高いと思いません。プロの興行として考えた時にはこれくらいだと思いますけれど。確かに安い方がいいに決まってますけどね。
Re:クラメン更新(さらに続き)
同じ地域、同じスタジアムでも舞台が違うので…。
J1とJ2では試合の質が違いますよ。今までの年チケ購入者からしたらどっちでも変わらないかもしれないけど、
新規の獲得はどう考えているのか…。
Re:クラメン更新(さらに続き)
確かに試合の質は違うかも知れません。

けれどゴル裏前売2000円というのは決して高くないと思います。J2の時も色々遠征しましたが、水戸とか鳥栖は安かった気がしますが、他はそんなに大差なかったと思います。

実は僕もバクスタとゴル裏が現在のようにA席B席と別れる前まではずっとバクスタ(旧A席?)で見てたのでバクスタは1000円上がった、とも言えますが。
ゴル裏とプロ野球の野球場の外野席とかと比べてもそんなに大差ありません。また質がと言われてしまうかもしれませんが。

クラメンの話でしたね。すみませんtakaohさん。
Re:クラメン更新(さらに続き)
バクスタサポさん

コメントありがとうございます。

去年、J2で値上げしたのはJ1を本気で目指していたからで、本当にJ1に昇格したので問題はないだろうと思っていましたが、不当な値上げと感じてらっしゃいましたか。

返信を書いていたら長くなったので、別記事にまとめました。よかったらそちらを参照してください。
http://www.yokohamafc-blog.com/takaoh/article/463

(試合前日にチケ代の話題ばかりもどうかと思ったので、ブログポータルには公開していません。)
Re:クラメン更新(さらに続き)
あきさかさん

真摯なコメントをありがとうございます。

変化を起こすために起こすというより、クラブを応援している人たちも以前とは異なってきているだろうし、クラブ自体もJFL、J2、J1とやってきてあり方が異なってきているだろうし、そういう変化に伴ってクラブメンバー組織のあり方も徐々にそれに応じて変わっていくべきなんだろうなぁと思っているところです。

今回、僕もよそのクラブのファンクラブをいっぱい調べてみましたが、ファンクラブの会費も安くないのにチケット割引もないケースなど、けっこうあるものだなと思いました。

無料の会員だとあまり所属意識も沸かないだろうから、2千円とか3千円を負担してもらって、タオマフや小旗などの応援グッズをもらえる特典なんかがいいんじゃないかなと思います。

ちなみに、我が家は親子で3つのクラブのサポーターズクラブ/後援会に所属しています。

日本サッカー後援会。会費は大人も子どももたしか1万3千円です。日本サッカー協会は年間収入がここ数年220億円とか180億円とか巨額ですが、それでも後援会はだいたい1億円程度の資金を援助しています。金は出すが口は出さない、という姿勢です。特典は、JFA主催のときのみ、代表戦の優先予約ですが、最近は満席にならないのであまり特典という感じではありません。割引料金はありません。でも、JFA主催のたとえば天皇杯などは無料で観戦できます。前はバッグや帽子やマグカップなどもらえましたが、そういう気遣いは不要なので代表の強化費に充ててほしい、という声がありました。最近は設立30周年の記念品を久しぶりにもらった程度です。

東京電力女子サッカー部マリーゼ。なでしこリーグは観戦無料なので、優先予約も割引も関係ありません。2千円払うと嫌というほどクラブのグッズをもらえます。けっこううれしいですし、かばんなど、普段も使って日常的にマリーゼのことを意識するようになります。

あとは当然横浜FCですが、愛しているので、本当は理屈で考えることができません。ときどき自分の感情とは別に、経営学修士として、いろいろ考えてみたりしています。
Re:クラメン更新(さらに続き)
シーマがらはうさん

それがなんと鳥栖も今年から小学生から料金を徴収するようになってたんですよ。以前は小学生がスタジアムを満員にするプロジェクトをやっていたのになあ。来年はうちの子もいくらか払わないと入れてくれないようです。ぶひ〜。

神戸は今年J1になって、元に戻しただけかもしれませんが、去年のJ2料金より500円高くなりましたね。うちは逆に年パスの料金を下げたんでしたっけ?
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