今日の日記も無責任
2007年10月29日
今日は10月29日。フリューゲルスファンだった方にとっては特別な日だと思うので、本当はちょっと違う日記を書いていたのですが、敬意を表して取りやめました。(明日に回します。)ちなみに去年の10月29日はあの柏戦の翌日で、BBQのあった日。誇り高く強い気持ちでいたし、楽しい一日でしたね。DVDにも出たし。 さて、前にも書いたけれど、一年間、いろんなものを犠牲にして毎試合必ず現場にかけつけ、スタンドから必死に応援する、そうして初めて見えてくるものがあると思うので、そういう方たちの主張は、内容に賛同するかどうかは別として、尊重します。 だからこそ、都合のよい断片的な状況証拠だけをあげて、記者個人の主観で解釈を加えた誘導的な新聞記事には嫌悪感を覚えます。読者の喜ぶ記事を書いて販売部数をあげなくちゃいけないにしても、そういう一種のデマゴギーに煽られる蒙昧な大衆にはなりたくない。 でも、そういう新聞報道に煽られて「ヤメロ」と叫んだ人がいるかのようなブログ記事も見かけますが、もし本当にそういう人がいたなら、正直なところがっかりです。 今日は、特に書くこともなくなったので、同じ新聞記事からの断片的な状況証拠を使って、独断的な主観による文章を僕も書いてみます。結局のところ、これは気ままで無責任な日記なのです。 ☆☆☆ 10月20日に最速でJ2降格が決定したことで、翌21日には大勢の取材陣が東戸塚に集まった。 サンスポ、デイリースポーツ、スポニチ、日刊スポーツ、他にも、一般紙だが、もちろん僕の大好きな神奈川新聞(2007年10月22日朝刊)など。 「降格しても辞めません」(デイリースポーツ)。「J2降格から一夜明けたこの日、横浜FCの坂本寿夫社長が会見を行った」(サンスポ)で始まると、社長が自分から会見を行い、降格に開き直って、自分たちは悪くない、来年もこのままやる、みんな優秀、と「自身を含めたフロント陣、強化部の『全員残留』を明言」(デイリースポーツ)する弁明を言い出したかのような印象だ。「続投の理由は『フロントとチームは一体となってやってきた。強化に落ち度はない』」(日刊スポーツ)からだと保身のために言い訳したかのような、お騒がせ記事ばかりが目に付く。なにしろ降格はかっこうのネタだし、他人の不幸は蜜の味である。 でも、実際は自分で開き直りのための会見を開いたわけでもなく、大勢来た記者の「取材に応じ」(神奈川新聞)て、「降格が決まった20日の神戸戦は経費節減を理由に現地入りしなかったため、初の対応」(スポニチ)をした。会見に応じたのは、「史上最速降格をわび」(サンスポ)るのが目的だった。 降格が決まってクラブとしても個人としても辛い時期だが、大勢取り囲む記者の、傷に塩を塗るかのようなぶしつけな質問に対応し、責務を全うした。しかし、わざわざ東戸塚まで来たのに、社長の降格に対しての真っ当な謝罪だけでは面白い記事が書けないと判断したに違いない記者たちから、「フロント刷新?」(サンスポ)はしないのかと、糾弾し弾劾するかのように「フロントの責任について問われると」(神奈川新聞)、シーズン中で「『まだ試合が残っていたから』」(トーチユー)「『今の時点では問題点を挙げることはできない』」(神奈川新聞)と断った上で、「『チームとフロントは一体になってやっている。これから成果も上がってくると思う』」(デイリースポーツ)とチームとクラブをかばい、残りの試合を一丸となってせいいっぱい戦う姿勢を見せた。 それから1週間後の大宮戦後の謝罪について、さすがに時事通信社ともなると「激しい雨の中、サポーターの前に立った同社長は、『お騒がせをして申し訳ございませんでした』と頭を下げた」事実だけを伝えているが、スポニチは「謝罪の直後、控室でずぶ濡れのスーツをタオルでふきながら見せた苦笑いは、反省からは程遠かった」という悪意に満ちた独自の解釈で、濡れたスーツを拭くことすら許してくれない。 試合の残っているシーズン中の「『今の時点では問題点を挙げることはできない』」(神奈川新聞)と21日に記者会見で明言したとおり、騒ぎになった「『落ち度はない』発言について、坂本社長は報道陣に『まだ試合が残っていたから…。そういう意味で言ってない。見直すことは終わってから』と」(トーチユー)説明しても、トーチユーは、シーズン中であることを配慮して問題点を挙げる時期ではないとの21日のコメントを卑怯にも意図的に無視して、逆に社長を「苦しい言い訳」をする卑怯者扱いである。 以上、どうでもいい話。
- posted by takaoh
- 23:25
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コメント
この記事に対するコメント一覧
- Re:今日の日記も無責任
- 今の状況では叩かれるのも止むを得ないが、選手/監督/フロントも悔しさを忘れてはいけません。
- posted by リュウチャンパパ
- 2007-10-30 00:09
- Re:今日の日記も無責任
- リュウチャンパパ
コメントありがとうございます。
降格をネタに叩かれるのもしょうがないですが、同じ素材だけ使って、たとえば、以下のような記事を書くことも可能です。これならまた違う展開だったのかなと思います・・・。
僕たちがサテダービーに勝って喜んでたときに、同じ場所でとんでもないことが仕組まれていたのですね。
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横浜C社長、最速降格を謝罪
21日東戸塚
20日に行われたアウェイ神戸戦で、J1史上最速となるJ2降格を決めた横浜FC坂本社長は、21日、東戸塚練習場で、記者の取材に応じ、史上最速での降格となったことをファンに謝罪した。まだJ1での戦いが残るシーズン中であるため、「今の時点では問題点をあげることはできない」とし、残りの試合をクラブ一丸となって戦い抜く姿勢を見せた。
この日、同練習場ではサテライトリーグによる横浜ダービーが行われ、降格したにもかかわらず訪れた熱心なサポーターの前で選手たちも気合のこもった逆転勝ち。昇格初年度に最速で無念の降格となった格好だが、選手たちは残り5試合でJ1チームとしての意地を見せることを誓った。(takaoh)
- posted by takaoh
- 2007-10-30 13:24
- Re:今日の日記も無責任
- 私が大宮戦で最も印象的だった出来事は、試合結果でもゴール裏サポの行動でもなく、ゴール裏から引き返してきた社長さんがフィールドからメインスタンド下への階段を降りるあたりで微笑(苦笑?にやけ?満面笑み?)な表情をしていたことでした。
正直なところ、あの場であの一瞬の表情だけでも、一社会人の私から見てかなりショックでした。
明らかに心にウラ面を感じさせる振る舞い。
見てしまったヒトで、そう感じるヒトは多いと思います。スポーツ新聞の日常的な信憑性はともかく、残念ながら、記者さんが同じように不信を感じても何ら不思議の無い態度でした。
実際、私はあの記事を見たとき、悪意よりむしろ、ニュアンスを含めた事実を適切に捕らえている、やられた、と感じました。
クラブにとっては書かれてマズい事実のような気がしていました...
:
一応(といってはなんですが)、こちらもクラブの冠のついた系列のブログですので、ヒトによっては言葉の通りに解釈されてしまう方もいらっしゃると思いますので、念のため書いておきました。
失礼しました。
- posted by なが
- 2007-10-31 01:46
- Re:今日の日記も無責任
- ながさん
コメントありがとうございます。
本文中、そこもツッコミたかった箇所でしたが、タオルを選んだので触れなかったのでした。ありがとうございます。
本文からの続きになるので、相変わらず僕の独断的な主観で書きます。
自分の発言の一部のみを大きく取り上げられて、歪曲されて、ああいう形で非難され、騒ぎにされた経験は僕にはありません。
ヤメロと自分の名前を何百人もの人々に叫ばれたこともなければ、その大勢を前にたった一人で、その騒ぎにされたことを謝罪したこと(そのことだけを語られたわけではないけれど、新聞記事に関係することでいえば)も僕にはありません。
ありませんから、そのときの心持ちはどんなものなのか、想像するしかありません。僕もその場に居合わせていたし、右や左や頭の上から怒号が飛んでいたので、これを対面で、正面から受け止めていたらどんななんだろうと考えていました。
僕ならばどんな気持ちになるか、どう行動するか。一生トラウマになるかなと想像したりしていました。(もっとも、その前に逃げ出しているかもしれません(笑))
それでも、65歳の社長職にある人の気持ちはわからないと思いました。僕も小さいながらも経営者の立場にいたことはありますが、それより20年以上もの人生経験の違いは、僕の想像を越えたものがあります。たとえば20年前の自分に、現在の自分の気持ちはわかるはずがないと思います。
心持ちを想像してもわからないのに、ましてや「心の裏側」など僕には語れません。
特異な状況での人間の顔の表情は、通常の反応とは異なることがよくあります。表面だけ見てもわからないことは多いです。苦笑なのか微笑なのかニヤリなのか満面笑みなのかという表面すら観察できないのなら、なおさらです。
想像して何をどう感じても自由ですが、決めつけるのはどうでしょうか。新聞の言葉通りに受け取る人は多いような印象がありますよ。
ところで、ながさんは、社長がみんなの前で泣き崩れていたら、どう思われましたか?
- posted by takaoh
- 2007-10-31 08:45
- Re:今日の日記も無責任
- こんばんは!
マスコミの対応には、事件にしろ何にしろ、いつも疑問に思います。絶対にそのような仕事にはつきたくない と思いますね。
やはり言ってることを信じてしまいますね。
土曜日のヤメロコールはつらかったです。
試合前に聞いて、もうこのまま帰ろうかと一瞬思いました。気分が(体調が)悪くなりそうでした。
私はあまりスポーツ新聞等を読まないですし、真実を知らないので、(ブログ上でも差し障りのないことを書いてきましたが)、
皆さんの行動についてとやかく言う資格も無いですが、
つらい気持ちがさらにつらくなりました。
マスコミ関連もホント言い方ひとつで、読み手の捕らえ方が180度変わりますよね。
子供たちに夢や希望を与えるJリーグでありたいです。
- posted by gromit(グルミット)
- 2007-10-31 19:58
- Re:今日の日記も無責任
- グルミットさん
コメントありがとうございます。ちょっとだけお久しぶりでしたね。
この1週間でアクセスが1万もあったけれど、コメントがあまりいただけなくて、なんとなく寂しい思いをしていました。
土曜はお疲れ様でした。
ゴール裏から見ていると、バクスタも今までとは違って、さすがに傘を差している方が多くいらっしゃるようでしたが、雨に打たれて大丈夫でしたでしょうか?
スポーツ新聞は報道というよりエンターテイメントなんで、そのへんを理解して読まないと・・・。
- posted by takaoh
- 2007-10-31 21:20
- Re:今日の日記も無責任
- 不躾なコメントにレスありがとうございました。
社長さんの態度は大いに首をかしげるものでした。仮に作っているにせよ、仮に自然だったにせよ、あれは理解できない、という感触でした。
が、ヒトの本音やウラなど判りようもないところもあり、確かに難しいですよね。。
正直者で表現下手、という方もおりましょうし。
社長がみんなの前で泣き崩れていたら?逆にその場のその状況だけでは判断出来ない(しない)と想像します。単純にその場で同情したりとか、決められないと思います。すみません。まだまだ若輩でして。
上に立つものの苦労も察する、という部分も個人的にはかなりありますし。
観る(応援する)側にとっても、本当に難しく厳しい時期ですね。。。
※手短および乱筆で失礼しました。
今後も拝読させて頂きたく思います。
- posted by なが
- 2007-11-01 01:41
- Re:今日の日記も無責任
- ながさん
真摯に返答してくださり、ありがとうございます。
「笑う」の反対は「泣く」なので、「泣く」のを見た場合には、「笑う」のを見た場合にどう思ったかという反応とは、反対の反応になるのかなと思ってお聞きしました。
「泣いても同情しない」ならば、その反対は「笑っても非難しない」あたりでしょうか?「泣いても判断できない/しない」ならば、「笑っても判断できない/しない」のが首尾一貫した態度のように思います。でも、人間にはやはりバイアスがあるものですよね。
新聞記事を見て、「個人的な性格に問題があって弾劾されてしかるべき人物」という先入観を持って見ていたら、謝罪の後に笑みを浮かべているように見えたのはけしからん、と思ってしまうかもしれません。
新聞記事は、あたかも「降格したけど自分たちフロントだけには問題がなかった、悪いのは現場だけという保身発言をするとんでもない無責任男」という印象を与えるものでした。でも、記事中には「チームとフロントは一体となってやっている」という発言があったので、明らかに矛盾があります。つまり、記事の与える印象は事実とは違うことが合理的に推測されます。さらによく読めば、「今の時点では問題点をあげることはできない」とちゃんと責任問題に触れる際に断っていますよ。
「笑い」で思い出しましたが、もう四半世紀くらい前ですが、ある大学の入試問題の小論文で、凛としたおばあさんが長年連れ添った伴侶の死に際して微笑をたたえている、というエピソードとともに「笑い」について論ぜよ、という設問がありました。
なぞなぞならば保険金が手に入るから、とか、ブラックなネタならおじいさんがDVだった、とか、今ならあるいは極度のストレスが原因、とか死生観の違い、とか答えそうですが、もちろんまじめな大学のまじめな入試問題です。高校生の僕には90分でそのおばあさんの気持ちを書くのが難しかった記憶があります。
よかったら、またいつでも(他の記事へでも)コメントください。
- posted by takaoh
- 2007-11-01 15:44


