甦る?ハマナチオ

このところ、今の選手たちじゃダメだから早急に補強しろというような声があったり(実際に、平本選手加入の知らせが。歓迎します。)、今のままでいいのかなんとかしろ、大きくチームを変えなくちゃ話にならん、みたいな声も出てきてました。お前らじゃ話にならん、みたいな野次まで飛んだり。

どんな仕事でも、やはり小さなことの積み重ねみたいなところがあって、何かを大きく変えればうまくいくというようなマジックはなかなかないものだよなというのが僕の社会人としての実感です。まあ、最初からよっぽどどうしようもない場合は、(ポーカーみたいに)全とっかえが可能ならばうまくいくこともありますが、アイデンティティは失われてしまうかもしれません。

実際は、お菓子FC東京戦で、去年からいる選手たちにより1-0の完封勝利。続く広島戦もほぼ同じようなメンバーで2-0と連勝。

選手たちも口々に、去年のような戦いができた、と勝利の後にコメントしていますが、ようやく我々らしい戦い方で勝つことができました。そこで、ハマナチオは甦ったのかを考えてみたいと思います。

前節は、守備のチームである我々がJ最強の2トップで攻めてくる広島とどう戦うのか、に注目していました。(11節までの被シュート数リーグ1位は横浜161、同じくシュート数リーグ1位は広島162。)

そこで、広島戦を振り返って、以前あげたデータを更新してみます。

前置きとして、1節から10節まで、守備の横浜の被シュート数と、攻撃の広島のシュート数を時間別に見てみると、

     横浜  広島
0〜15分  24    11
16〜30分 17    22
31〜45分 29    25
46〜60分 18    16
61〜75分 23    27
76〜90分 28    39
合計      139    140
(横浜の数値は被シュート数、広島の数値はシュート数の合計)

これを1試合あたりの平均にしてみると、

     横浜  広島
0〜15分   2.4   1.1
16〜30分  1.7   2.2
31〜45分   2.9   2.5
前半合計  7    5.8

46〜60分   1.8   1.6
61〜75分   2.3   2.7
76〜90分   2.8   3.9
後半合計  6.9   8.2

合計    20.9  19.8
(横浜の数値は被シュート数、広島の数値はシュート数の1試合あたりの平均値)

さてここからが本題。

ここで、両者がそれぞれ10節までと同じような試合運びをした場合、横浜の被シュート数(つまり広島のシュート数)は、横浜の1試合あたりの平均被シュート数と広島の平均シュート数を足して2で割ったものになるだろうと、単純に、考えてみます。

その期待される被シュート数(期待値)と、実際の被シュート数(実績値)を比べてみると、

     期待値  実績値
0〜15分   1.8   2
16〜30分  2.0   2
31〜45分  2.7   3
前半合計  6.4   7

46〜60分  1.7   5
61〜75分  2.5    3
76〜90分  3.4   7
後半合計  7.6   15
合計     20.4    29

長々と書きましたが、前半については広島のシュート数は想定どおり、しかし、後半についてはずばり普段の倍打ってます/打たれてます、という感じですね。

前半に2点取れたので、後半はきっちり守りきった。シュート打たれてもコースを制限しているので失点しなかった。攻撃力のある広島がいつもの倍のシュートを打っても、よく守備が機能してたんだというのがわかる気がします。

長いので明日に続く・・・

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