そりゃあよかった。

カタールに完勝ですか。



スポーツ新聞の一面を飾っているこの内容なのに、重度のサカヲタを
自認しておる私なのに。

心ときめくものがないんですよね、このニュースに。
カタールは強敵だったし、本当はこの一勝はとてつもなく大きな一勝なんですが。
なんというか。もっと言い切ってしまえば、この一勝をもって、殆ど日本の
W杯への出場権は獲得したに等しい勝ちなんですが。

ときめく、というのとは違いますね。
ジワジワと、ホッとしてるというか、なんか、もう殆ど大丈夫ってわかってる内々定先の一流企業から、本採用の通知が届いたというか。
いや、私自身はそういう経験は一切無い人ですけどね。
スゲエ。スゲエって話なんだろうけどね。

必然、そうなるべきなものがそのようになったというだけのことじゃないかなあ、と。

負けてても、まだ巻き返す機会はあったしね、なんて。気楽に構えてられる、
そんなボーナスステージをキッチリゲットした感じかなあ。
いや、負けてたら違った感想だったと思うけどね。
もちろんサッカーについての世間の目が、覚めていく事に対する恐怖感。
横浜FCが消えてしまうかもしれない恐怖感というかね。

凄く遠回りな書き方ですが。ああ、俺はもう、どこまでいっても横浜FCが中心になるんだなって思った出来事でした。

それよりも。
気になるのは鬼塚チェアマンが、犬飼改革案に抵抗勢力のような言動をしている様子。
こちらの動向のほうがずっと気になってます。
私は犬飼改革は大方了承出きる内容だと考えているものですしね。
さあどうなるか。2010年には、秋春制へ移行しないといかんと本当に思うんですが。

キリンさん。つまらないです。一度、横浜にきてください。

おのぼりでやってくるタイボクサーのようなシリア代表に、
亀田にーちゃんよろしくな勝ち方で、しかもカタルシスも無い。

日本のサッカーの中心は、ようやくクラブチームになった。
そう感じてます。

日本中のみんなに言いたい。そして、横浜中の人に言い聞かせたい。
「11月22日。三ツ沢に来て欲しい」って。
残念ながら主役は横浜のチームじゃ無い。
でも、命をかけた戦いを見られるでしょうって。

この日。三ツ沢でベガルタ仙台を見れる人は幸せものだって思います。
そして、このチームを迎え入れることができる私達は幸せだって思います。
今日の日本代表をその目で見た人たちの、何倍も、何倍も、幸せになれると思います。

この日、横浜FCは勝ちます。
たぶん。
いや、まあ、いえ。勝ちます。
その結果はベガルタにも、横浜のものでもなく、
絶対に負けられないだの、選手が世界を目指すでも無い。
たった一つの勝利と敗北のコントラストです。
それを見れる人は、とても幸せな人です。
その顔を見に来てきださい、キリンさん。

天皇杯騒動と日程

犬飼発言が話題の天皇杯についてなんですが。

これはもう、彼の持論ということになっている、日程の秋春制への移行、アジア枠を導入しての選手層の大幅入れ替えへの布石なんだろうな、と読んでます。
実際、現在の日程では天皇杯にはあまり価値が見出せず、また選手にとっても契約解除後の活動という事もあり、いわばサービス残業のようなおかしなことになってます。
本来、都道府県代表に含まれるわけでもないJのチームは天皇杯に出場する理由は無い。にも関わらず出場枠が存在するのは、それがJリーグの意向だから。
出るな、というのなら、むしろ喜んで出なくて良くなった、とも言える。
なんとも馬鹿な話です。

こんな状況下でベストメンバーうんぬんを語り、制裁などという。全うにその記事を読めば滑稽なのですが、その裏にある言いたいこと、だから、今の日程は変でしょ?ベストメンバーなんて、今の人員ではそうそう言い訳の立つメンバーで挑めないでしょ?ということを暗に浮き彫りにしたいのだろうな、と。

シーズンはいわゆるストーブリーグに入ります。10年からの越年制移行の話題も活発化するかと思いますし、熾烈なJFLからのJ2昇格争いも佳境。地域リーグ決勝戦も間近。11月を境に動き出す日本サッカーが面白いです。

※ 07、ユニ欲しいなあ。グッズの1万円分の買い物、WEBでしてみようかな。

今日は歴史的な日

日本の資本主義の底が抜けた今日。

巨人が優勝しました。

地上波でのテレビ中継が、全く、一切、これっぽっちもありません。

ベイスターズとタイガースの中継が、テレビ神奈川ですらありませんでした。

私の知る限り、これほどさびしいセリーグ優勝決定はありません。
これがプロ野球をとりまく今の現実であり、またひいては、スポーツ
というものに対する関心の現実なのかな、と思います。

価値は多様化している。そして拡散している。
そのなかで、私たちは選択したものに向かって人生の幾許かを賭けている。
少し前まで。指向される対象は、その価値を周囲と同じに求めていました。
今、その矢印は必ず自らが指し示し、歩み続けるものへと変わった。

私の愛する横浜FCとともに、マスを気にすることなく、迎合することも無く。
そしてこの危機的な状況でも、私は横浜FCとともに生きていく。そう誓える。
今日、確かに歴史は動き始めたんだな、と感じてます。

次を目指すことは今日を踏みしめること。

今更、監督云々を語る気は無いですしね。
まあ、悪いけど最初っから期待はしてなかったですし。
あれだけチャンスを与えられ続け、かつ失敗を繰り返した人はいないので。

だから、彼の二年目を見届けたいです。
都並監督は横浜FCを立て直すんだと、今こそ信じてみます。
いや、正しくは都並監督という、ひとつのアイデアに向かって、
それを選択したフロント、それを中心にまとまっている選手の頑張り、
未来へのあがきとか、気持ちとか、成熟。そういうものに期待します。

都並監督のイメージするサッカーの形は理解できなくもないですし、
チーム全体がその絵にはまっていけば、人もボールも動くゲームを
見せてくれるんじゃないかとも思えますし。

目の前のものを否定するだけじゃ、前には進めないだろうし、
取捨択一の選択権は私たちには無いのだろうし。
ならばこそ。今をふまえて明日を築いて欲しい。

辞めろって言っても始まらない。
むしろ、更迭ならまだしも、自分から勝手に納得して
「責任もって辞めます」なんぞとは口が裂けても言わないで欲しい。
今更、勝手に辞めてもらっても困ります。
今年の残り試合を戦いきり、来年を目指す。そうであってほしい。

その上で、今後横浜FCが上昇気流に乗ることがあっても。
決して監督のおかげ、なんて言わないけれどもね。
チームは、チームそのものが成長していくことで強くなっていくんだと思います。
誰かがいたから、なんて言葉に置き換える必要の無いチームに、
都並横浜が昇格を勝ち取ってこそ言えるだろうから。

加齢と、視点の変化と多様化と。(まあ、年寄りの小言ということ)

最近、意識している、いや無意識にも働くようになってきた頭の機能がありまして、
これがつまりは物事を多角的に見直す、時系列で並べて考えてみる、
主観を交えずに読み込みなおし、なおかつそこに自分の主観を併記するという作業です。

視線ってのは、その所有者の後ろから見ればそいつが何を見てるか判りません。
でも、正面から見ていたところで、そいつが本当はどこを見て走ってるのかわかりかねるものだったりします。

昨日の記事で、私はひとまず鹿島ゴール裏の暴挙を批判する立場から、その後のマスメディアに登場する彼らについての伝え方への違和感や、そういった伝え方を、おそらくは恣意的に選択して流布するその意図について書いています。

ただ、だからといって翻って、自分の応援するチームのゴール裏を礼賛することもないし、また自分自身の観戦姿勢や、試合から受け取る印象やら激情の行方やら、そういったものが、鹿島ゴール裏の愚挙、愚かしさと度し難い馬鹿さ加減と、
全く無縁のものでも無いと自戒する視点も持ち合わせないといけないとも思ってます。

マスコミの、様々な興行でおきるああいった事件、事故についての取り上げ方は、
概ね及び腰というか、本質的には茶化しておわらしたがるっていうのは、
やはり結局のところそれが「お客の我侭」に地続きだからに他ならないのかな、とも思います。
結局、金払って賑やか師やっててくれる貴重な人材でもあるのだ。鹿島のゴール裏も。
それはとりもなおさず横浜についても同じことが言えるわけですよ。
だから、横浜はあんな事はしない、俺はしない、なんて視点からは物は書けないかな。

ならば、ああいった愚挙についてどういう立場でつづるべきか。
やはりあれは、スタジアムで起こった刑事事件だという判断を一度下すべきだと思うのです。
そうして公権力にこういった権力の行使のさせ方をすることについての危険性を、
本気で考えるべきなのです。
スタジアムでの応援スタイルというのは、文化でしょう。
だから、その文化について強制によって捻じ曲げられる危険性にこそ、注意を払われるべきだと思います。
鹿島のあれは、ハッキリとそのレベルのことをしてしまっている。

同時に、翻って横浜にもそういった類の事件が幾度かありました。
記憶に新しい(あまり思い出したくも無いですが)去年の横国での一件。
あれについて、一向に進展がありません。
すくなくとも公式のアナウンスはありません。
あの「事件」についても、全面的に横浜FC側に非があるのか、どうか、そういうことももっと突き詰めて欲しいと思ってます。
本当に、横浜FCサポが伝え聞くような愚行を行っているのか?
あまり信じたくありませんが、事実なら究明されないといけないと考えます。
あれはそれこそ刑事事件になっているのですから。

だから、こういった類似のことは確かにどこででも起こりうることだとも判ってます。そして、それについて当事者に立った人間がその行為を隠蔽したり、ミスリードするような記述を続けるべきでもない、と思ってます
(しつこく続けるものでも同時に無いと思いますが)。

その上で、その行為者に対する処分とうのを、いわば主催者がおこなう無期限
観戦おことわり、とか。
これはどうだろうって思うのです。
馬鹿は馬鹿のままでしょう。だから、そいつは相応の報いのようなものは受けるべきだとは思う。
でも、そういう、明らかに何かをやりそうだって事をわかり切った連中を集めている、または集まってくる場において、後付で最小限度の生贄をつくってお茶を濁すというのはどうなんだろうか、と思う。

だからこそ、刑事事件は刑事事件として取りしまわれるべきだし、
それが終われば。その当事者もまたスタジアムに帰ってくる機会があるべきだ。

それでもそいつは馬鹿なことをする。
それはそいつが馬鹿なんであり、そしてそんなヤツを野放しにする自浄作用のないサポーター集団なんだって事の証明だと思います。
いわば。このときこそハッキリと言い切れますよ。「連帯責任です、○○ってチームは最低だ」

でも、それでも、それがソイツのスタイルだっていうんなら。
よほどの事で無い限り、つまり殺人とか傷害事件を、確実にソコで行うやつだ、ということが確定しているようなやつで無い限り。
スタジアムは万民に開かれるべきであると思ってます。

だからこそ。伝えるべき報道、伝わるべき情報は、しっかり伝えて欲しい。
大問題だと思えることについて、しっかりと伝え、またチームに対しては
厳罰をもって対応する姿勢をリーグには示して欲しいと思います。

今回の鹿島の件なら、勝ち点9の没収なんかも十分適用されるべき愚挙だったと思うのです。
選手を、アウェーの観客が凶器で殴り続けたんですから。
その責任は、鹿島というチームが、サポーター全員が負うべきだと考えます。
同時に、その当事者にはその行為の意味をよくかみ締めた上で、
それでもまた、ゴール裏に立ちたいのであれば、ゲートを潜る機会を与えられるべきだと思います。
それを赦す、赦さないの判断を下すべきなのは、同じサポ仲間同士であり、運営であってはならないと思うから。

報道の形について思う

先日の鹿島VS柏戦において、歴史的愚行が行われたのは記憶に新しいところです。

この事件について、フジテレビでは朝の報道番組?において、完全に
茶化した伝えられ方をしていたということ。
アレックス選手に二度にわたって暴行を加えようと、ゴール裏を走る
大旗に、爆風スランプのRUNNERを被せて流したということ。
ありえないでしょ?日本のサッカー観戦史上にのこる犯罪行為をどうしてこんな茶化した伝え方で終わらそうとするのか。

うがった見方として、この問題を矮小化し、無かったことにしようとする、
なんらかの別の意図があるように思えてならないです。

観客が、選手に危害を加えるなんてことは絶対に許される問題では
無いと思うのです。
鹿島は、行為を行った当該の者を一人の、無期限観戦停止とするとして
この騒動は治まったということにするらしい。

この問題は、こんな矮小化されるものであってはならないと思うのです。

スタジアムに出入り禁止とかいうレベルの事じゃないし、それならば
スタジアムに押し寄せる同類については今後どう扱うのか。
このことについては、また。

チームっていうのは一年間変わらないものですね。

アンディが先制したのをリアルタイムスコアで確認したとき、
一瞬だけ雄たけび。

その後、すぐ失点。
後半は、なんだか諦観をもって眺めてました。
皆さんのBLOGを拝見すると、いつものようにいつもの試合をしたようで。
スポーツチームは一度固まると同じ試合をするようになる。
これはどのスポーツのどのチームもそうです。
そして、メンタリティも変わること無い。
勝つチームは勝つ。負けるチームは、残念ながら負ける。
今年は厳しいなあ。来年に続く何かを見つけて欲しいんだけど。

大雨の中、観客総数3600人は立派の一言。横浜は、休み中よりも
休み明けのほうが確実に人が入る。そういう街なんだよね。
連休中は、旅行行っちゃったり、帰省したり。

山形が昇格のかかったチームであるというのもあったんでしょう。
個人的には今年こそ昇格して欲しい。
今年を逃すと、秋春制の実施されるであろう2010年シーズンからは
社団法人である山形では昇格は難しいだろうな、と思うのです。
来年こそ山形がJ1を経験すべき時なんだと思います。Jの為にも。

残りわずかになったリーグ戦。ホップステップジャンプの第一段階。
気持ちよく終わりたいものです。

プレ秋春制シーズン、2009年。

このごろ話題に上り始めた秋春制。今回、犬飼氏が提唱した2010年シーズンから
の切り替わりは、タイミング的にもベストかと思ってます。

J2のチーム数が、おそらく来年2009年から18チームとなり、51試合制がスタート。これも、Jにとって大いなる試金石となるか。
できれば、2010年の秋春制スタート時にはもう一チームを加え、
36試合で挑みたいものではあるのですが。

新たなるチャレンジャーとして栃木SC、ファジアーノ岡山、カターレ富山ですか。
待ちどおしいなあ。
こういうとき、J1のように中断期が多く中だるみするリーグより、
リーグの統一感があり全国リーグのJ2はとても楽しみになるんですよ。
サッカーリーグとしてはJ2のほうがむしろ楽しい。
そんなふうに思ってます。



なでしこジャパン

勝てた試合だった。
日本は序盤から優位に進めてクリティカルな位置でボールを奪い続けていた。
ドイツは精彩を欠き、いつ失点してもおかしくなかった。
日本の数的優位を欠かさない細かくつむがれる精密なパスサッカーは、
ピッチに美しい波紋を描き続けていた。
今日は、勝てた試合だった。勝たなきゃいけなかったはずだ。

後半に入り、早め早めにフレッシュな選手を投入し、基本戦略とおりに
ワイドからロングフィードをいれて、FWの走力で圧倒しつつ前線をつめ、
ゴール前を支配するドイツ。後半20分ころ、ここがウィークポイントという
左サイド、近賀の上がりをついたスペースからの一撃が決まってしまった。

キーパー、取れなかっただろうか。あのボール。

ドイツのキーパーが再三にわたって日本の決定的シュートを止めていたのを見て、日本と欧米の選手、個人としてのクォリティでもっとも差があるポジションはゴールキーパーなんだって思いました。
あと5センチ身長が高かったら。あともうすこし、身体能力の高い選手だったら。

まさに逆転のアッパーカットのようなドイツのゴールが決まったあとの
ドイツの試合巧者ぶりはまさに王者、先進国の貫禄でした。
日本に付け入る隙を見せなかった。留めの2点目といい、見事としか良いようがないです。

リアルこそがサッカーだ。現実だけを見せるのがサッカーだ。
これほど単純で、これほど培った力を緊迫した舞台で
表現できるスポーツは無いのかもしれない。

なでしこは今大会、たくさんの夢を見せてくれました。メダルすら、手に入るんじゃないかって思わせてくれた。
冬の時間をすごした種子たちは、八月の太陽の下で美しく花開く。
そんな夢。

あえていいたい。アメリカにも、ドイツにも勝てたはずだ。
勝てなかったのは、何かが足りなかったんだ。
サッカーの神様は、日本にもう一度ここにチャレンジしろという答えを下した。
そうですとも。なでしこは今日、北京に散りましたが、それはロンドンへの種子が蒔かれた瞬間だった。

今日で終わったわけじゃない。日本の女子サッカーの火は、今日から燃え始める。そのためには、サッカーにつきものの気まぐれなラックで勝つべきじゃなかった。負けたのは、力が足りなかった。それは、埋められる溝だって、この大会は教えてくれたんじゃないか。

次があるから、今日の敗北があるんだと信じます。
これで終わらしてはいけないんです。
ここから、日本の女子サッカーは再び走り出すんだと思います。

続きを読む...