浅尾美和
2008年09月19日
ウチのアパートの壁にはこの人のポスターが何故か貼ってあるんです。 なぜかって事はないんですが、つまり気に入ってるんですが。 こうして改めてタイトルにしてしまうと、いろいろと語るのが難しい人ですよ。 なんだか、いけない事を話しているような。 まあ、ザックリ言っちゃえば 日本で一番有名な尻の持ち主です。 今だかつて、テレビで時間を問わずにあれほどアップで映され続けた尻は無いと思います。 これがまた、発達した臀部に程よい肉付き。そして張りのある長い手足。 あの、ボールを身構えるポーズを見たことのない人いないでしょう。 誤解を恐れず言いましょう。この国に、彼女ほど正しくビーチバレーの魅力を広めた人はいないと思うのです。 なんだかんだ言いつくろっても、判り易い求心力こそが文化を定着させていくと思う。 爽やかとか、健康的とかいう言葉でつくろうのはむしろ邪道。 この人を乗馬マシンのCMに起用したナショナルは凄いと思ったものです。 この人をテレビで見かけるようになった2年ほどまえ、実にハキハキと 受け応えする人だなあと驚いたものです。若干二十歳の小娘が、いわば好奇の視線を前提に見続けられていることを自覚していない筈もないでしょう。 それを跳ね返すように、芸人でもない素人の女の子が堂々とTVカメラの前に立っている。 これは、ちょっと違うな、という違和感を感じていたものです。 なんだろう、この、全身から迸るような迫力は…? その後、某週刊誌でこの人の実のお母さんの事や、複雑な家庭の事情について言及する記事が掲載されました。 これを読んで、合点がいきました。 ああ、この人は普通の人間なんか及びも付かない、とても大きくて重い人生を背負っているんだな。 この事を知って以来、この人を見る目は(少し)変わりました。 以前から感じていた、えもいわれぬ迫力の訳がわかったからです。 どんな形でも、自分を主張する。私を見て。私を知って。そして、 私に力を下さい。一人でも生きていけるパワーを下さい。 文字通り全身全霊を賭けて見せるその姿は、むしろ戦士のようでした。 どんなに言葉をつくしても、彼女ほど、自らを取り巻く全てのものと戦っているアスリートはいないんじゃないでしょうか? 彼女の、存在理由を賭けた立ち居振る舞い。 それに匹敵する覚悟をもってリングに上がる、いわゆる格闘家がいるでしょうか? この人についての最近の動向、また、その身に起こった不幸について ご存知の方も多いでしょう。この人にとって、とても大きな出来事が次々と身に降りかかってきます。 神様はこの人に休息や安らぎを用意していないかのようです。 あらゆるものを乗り越えて、明日、なんと六本木にしつらえた人口ビーチに彼女は立ちます。 浅尾美和がいなかったら、ビーチバレーなんてマイナースポーツが、そもそもビーチも存在しない六本木で開催されることなんてなかったんじゃないでしょうか? CSとはいえ、テレビでライブ中継される。これほどのことが実現したのでしょうか。 だからこそ、この人は全てを放り出してその姿を隠す訳にいかない。 どんなときも立ち向かっていく。 私は全てに向かって戦いを挑んでいる彼女に、最大限の賛辞とエールを惜しみなく送りたいと思っています。
アスリートに限らないけれど、人には表層とその裏側があり、そして そこにある深い溝を、勇気と自信をもって切り開いた人には、他を圧倒する力が備わるんじゃないかな、と感じます。 カズが醸し出す迫力って、これじゃないですかね?
- posted by よこやまランド
- 23:42
- BIBS

