KING KAZU

何をかいわんや、であるので、多くの言葉は不要。

今年は、まだまだ本調子に至っていない様子ですが、
本当に達人の粋に達し始めているんだろうな、というのがプレーから伺えます。
遅いのについてってるんだもの。もしもこれが全盛期なら5人抜きしてるタイミングで。
届かないけどちゃんとボールの前にいるんだもの。これが全盛期ならすでに何点取ってるんだってタイミングで。

今のカズが見れるのって、本当は凄く貴重な時間なんだよね。
このチームは本当に贅沢なチームだ。

雲のような人だ。
シドニーに行ったとき、帰ってくる気はしなかった。
2005年のカズ最後の三ツ沢。福岡との試合。腹のそこから応援したと思う。
絶対勝ちたかった。そして、きっちり勝った。ああ、やってくれたよって思えた。何の未練も感じなかった。
でも、同時にかならずまた横浜でプレーしてくれるような予感はしてたけど。

だから、このチームが最後のチームになる気はしない。
来年にはJを目指すJFLのチームにいてもおかしくないような人だ。
でも、同時に、最後の日がいつくるのかまったく予想できない。

いよいよ南アW杯が近づいてきた。いまだに、もしかして選ばれるんじゃないかって思ってる。
横浜FCが今年、これから昇格できて、そして来年J1で上位に入るようなら。
それはやっぱり、カズの存在があるからだと思うから。
もし、そうなれば。23番目の選手としてカズを南アのピッチに立たせるのは、
この国のサッカーの歴史の義務なんじゃないかと思うから。

でも、横浜FCを応援し続けてきた俺には、それよりももっと凄いことを
カズは成し遂げてくれたと思ってる。

あなたは、弱小といわれ続けた横浜FCを、J1へと導いてくれた。
W杯には立てなかった、導けなかったのかもしれないけれども、
日本の、歴史の浅いいち弱小クラブを、トップリーグへと導くという
大事業に大きく貢献してくれた。
これは、あなたが実際にW杯に出場しえたことより、一サッカー選手の功績として、きっとはるかに大きな成果だったと思います。
ありがとう、本当にありがとうって心から思います。

そして、これからも可能な限り、走り続けてほしい。そう願ってます。

  • BIBS

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