第28節 広島戦 「一瞬」

 GKの岩丸にとっては悪夢のような一瞬だったのではないか。それまでの時間はかなり緊張しながらも、時折素晴らしい反応を見せるなどスタンドを沸かせていただけに、悔やんでも悔やみきれない瞬間となってしまった。

 今日は小山が出場停止ということもあり、試合前の練習からGKには注目が集まっていた。というか、GK練習であれだけスタンドから声が上がっているというのは初めて見た。岩丸もそうだが、どちらかというと大久保への期待の表れか。また、この試合は新人の中野も初のベンチ入りと興味の多い試合となった。

 試合はGK岩丸、怪我で欠場の八田の代わりには吉本がスタメン。てっきり前節ベンチ入りの早川かと思っていただけに、予想外の起用と思われた。しかし、この吉本が非常にいい働きをしていたと個人的には思う。今までの試合でも八田がラインを上げるジェスチャーをするものの実際にはラインは低いまま、というケースが見られたが、吉本は常に周囲の状況を確認しラインの維持を心がけていたように思える。

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秋春制導入?

 日本サッカー協会の犬飼基昭会長が今日、'10シーズンからの秋春制導入を検討していると表明した。

 メリット、デメリットはいろいろあるが(詳しくはこちら)、リンク先のとおり、日本にはなじまない制度であろう。そもそも欧州がそうだからというのは全く理由にならないと個人的には思っている。日本は独自にリーグを発達させているメキシコを理想形とすべきだ。

 あと、やはりお偉方はスタジアムで並んで、試合開始まで待って観戦することがないからこういう発想が出てくるのだろう。秋口の試合でも天候不順だとかなり冷える事は実際に観戦した方ならよくわかると思う。観客にとっては迷惑この上ない。

 観客減による営業収入の低下、雪国のJクラブの実質的排除等のデメリットが大きすぎるこの案、はたしてどう転ぶのであろうか。

  実際に導入された場合、自分は頻繁に見に行くことはなくなる可能性が高い。最悪の場合、Jリーグ自体への興味が薄くなるかもしれない。

 まあ、その辺は人それぞれだろう。

 うまくいけばお偉方のおかげ、悪くなれば各クラブが悪い、という体質の今の協会がどういう選択をとるかが見ものである。こんな案はぶっ潰れるのが一番だが。

解任要求

正直、もう無理でしょ。

解任してください。

第26節 鳥栖戦 「最後まで追う事」

 結果は皆さんご存じのとおり0-1で敗北。両チームとも体力的に難しい中で、鍵を握ることが予想されたセットプレーでマークがずれ、あえなく失点した。ただ、失点するまでは鳥栖も動きがかなり鈍かったことを考えると惜しまれる失点であった。

 チームの戦術面の問題については、前々から書いていることの繰り返しにしかならないので特に記載はしない。スカパーの色々な解説陣だけでなく、選手にまで間延びしていると言われながらも改善するつもりはないようでもあるし。ただ、応援しようとしている身にはたまったものでではないが。現地まで行かれた方々は本当にご苦労様です。

 この試合で一番残念だったのは、前半に難波がシミュレーションでイエローを貰ったシーン。FWがGKと1対1となり、なおかつ半ば抜いていたにもかかわらず自分から転がった事には正直幻滅した。もっとも、今までにもアツのFKを当てにしてコロコロ転がるシーンがあまりにも多すぎる。正直、大変に見苦しいし、本当にファールを受けた場合でも演技と審判に思われる事となるので止めてほしい。

 次節対戦相手の福岡はリトバルスキー監督解任後の初戦を勝利し、こちらの順位を上回った。結果の出なかった指揮官を解任した福岡と、方向性を示せない指揮官を解任できない横浜FC。今後も厳しい戦いが続くことが予想されるが、選手達は気持を切らさずにプレイしてほしい。

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第25節 甲府戦 「意識」

やはり三ッ沢はいい。臨場感が違う。

 気候も涼し目の中で行われた甲府戦、結果はご存じのとおり引き分け。無失点はいいのだが、その分点が取れなくなってきた。ただ、今回に関しては甲府GKの桜井を褒めるべきだろうか。

 ただ、練習の時から宇宙開発しまくっていたのが本番にも出ているという点も否定できないかと思う。「練習だから」ではなく「練習時だからこそ」必ず決める、必ず狙った位置にという意識を持っていれば、相手がいる本番であれほどふかしたり、枠を捕えられないということはないんじゃないかと。

 また、他ブログでも言及されているが、たまにはFKやCKをアツ以外が蹴ってもいいのでは。アツしか蹴らない現状では相手も決め打ちしてくるので決定率は低くなる。太田なんかはいい球を蹴るので勿体ない。

 明日の鳥栖戦、久々にネットを揺らすシーンが見たい。

第24節 草津戦 「不快指数」

 やはりあのスタジアムではサッカーをやるべきではない。バックスタンド側でプレーが行われると詳細がまるでわからなくなる。正直、観戦者を馬鹿にしているとしか思えない。初めて見に来たという今日の観客の大半はそうは思わないかもしれないが、積極的に試合を観戦する者にとっては大問題。

 クラブはトイレなどのアメニティを気にしているようだが、スタジアムには観戦にくるんであってトイレに行くわけじゃない。一見の集客とそれのもたらす金銭は確かに大事だが、クラブにとって一番重要なのはサポーターとサッカーだろうに…。三ッ沢でのサッカーが好きならあそこで見たいとは誰も思わないはずだ。

 スポンサーの関係で行わなければいけないのだろうが、今後、昇格した際にも年1回でお願いしたい。本当はそれすらもして欲しくないのだが。常に専用スタジアムである日本平で主催試合を行う清水を見習ってほしい。あそこは静岡ダービーや浦和戦でも必ず日本平だ。

 試合について、初めての人には魅力的とは言えなかったか。草津といえば走るサッカーだが、この試合は高温多湿のスタジアムと連戦の疲労のためか、時折少ないタッチ数と良い動きだしを見せるも横浜の守備陣につかまることとなった。ただし、横浜の方も攻撃は今一つで、後ろでは繋げるもののある程度前でボールを持つと縦に蹴るだけで、アンデルソンと難波の個人能力に頼るといういつもの展開となった。エリゼウのクロスバーを叩く惜しいシュートなど14本のシュートを浴びせるも、決定的なチャンスはほとんどなくスコアレスドロー。高温多湿を差し引いても守備は以前より評価できると思われが、攻撃は相変わらず形が存在しない。アンデルソンはかなり他クラブに研究されているため「とりあえず預ける」ではもう無理でしょ…。一見の観客にとっては、スタジアムの不快さを吹き飛ばすと試合、とはいかなかったのではないかと思われる。

 都並監督には個人能力だけでは限界があることが見えていないのだろうか。また、戦術がこれで十分に見えているのであろうか。明日の対戦相手、甲府にはもともと相性が良くないので厳しい戦いが予想されるが、選手にはこれまで以上に頑張ってもらいたい。

 あと、今日の運営について。メインスタンド1階席では席を探す家族連れやグループ客が右往左往する状態が試合開始直前まで延々と続いていた。「1階は満席」というアナウンスは自分の知る限り2、3回程度かかったとは思うが5分おき位に流しても問題はなかったと思う。横や後ろを家族連れや団体が行き交い、彼らが垂れ流す文句を延々と聞かされるのは大変苦痛だった。1階への入場を制限していたとも聞くが、あの状況では「それは嘘でしょ」としか言いようがない。

 ただ、招待客には明日の甲府戦と27日広島戦について、半券があれば半額ということをしているとの話も聞いたので、それについては評価できると思う。

 最後に。
 
 横浜FCには三ッ沢しかない。原点であり全てである。他クラブのスポンサーの名を冠したスタジアムに用はない。
 クラブが三ッ沢を蔑ろにする時、それはサポの一部がクラブを見捨てる時でもある。