監督記者会見 第8節 横浜FC VS 清水エスパルス

試合終了後監督記者会見
(07.04.28 対清水エスパルス)

横浜FC 高木琢也監督
試合所感

結果としては(勝ち点が)3ではなくて1で終わったんですけれども、選手たちはよくやってくれたと思います。
その中で相手の攻撃を、右サイド特に市川を止めたいというところで、立ち上がりは非常に良くて狙い通りの流れであったり、
守備を作ることができたんですけれども、失点してしまった後は、徐々に相手にボールを持たれる時間帯は多かったんですけれども、
うまく対応しながら前半はしのいでくれたと思います。
後半に関して、当然失点している状況で、出なければいけないと。
できるだけ今日はモト(山口)を引っ張って、ゲームの流れをうまく作ってもらうのと、
引っ張っている中で清水さんのほうが少し後ろが不安定さが出たり、ミスが多くなったり、そういうところで残り15分で内田を入れて、
本来は前に人数を掛けるような形を指示したんですけれども、その矢先に点が入ったので、そこからは少し守備を意識させるような形で。
まあ、運には恵まれたと思いますが、よくしのいだと思います。我々に関しては、チームの置かれている立場を考えれば、
0ではなくてポイント1、ポイント3を少しづつ上乗せしていくしかないので、そういった意味では、
今日ポイントを取れたことは良かったと思いますし、次はもう一度今日得た自信、
もしくはミスというものをうまくトレーニングしながら臨んでいきたいと思っています。以上です。

質疑応答
-同点にしてからは、守りに入ったと解釈していいのでしょうか?

あのシーンでは、モト(山口)と内田を代えたわけですけれども、そのときにあまり細かいことは言えないですけれども、
内田にはとにかくランニングしてスペースに出て行くという仕事、それと大介(奥)が少し足が痙攣しているというのはわかっていました
けれども、そこでは正直言って行くしかない状況だったので、無理を承知でやったと。そこで点が取れたので、
大介を正直言ってなるべくトップの方に負担を掛けない形で残した状況で、内田をボランチに下げて、根占と2人で対応するということ。
あとは攻撃に関しては、難波がまだ元気な部分があったので、そこで少しのリスク、また相手が前掛かりに来ていてスペースがあるという
ことで裏に出るようなシーンを要求しましたけれども。チャンスはなかなか、例えば押し込んでも
クロスのタイミングが悪かったりだとか、シュートを打ちきれないところが合ったので、
そういうところをもう少し思いきってやっていければ、ひょっとしたら結果が変わったかもしれないし。
そういう流れが変わったので、変化をつけたということです。

-今日のこの試合までJ1のスピードに対応するということでいろいろな努力をしていると思いますが、
この努力はうまくいっているのでしょうか?

グループであったり、チームとしては、うまくしのげていると思います。ただ、最終的に個の部分ということでは、
ヨーイドンで行けば遅くなるだろうし、例えばその前のポジショニングがどうだったかというところで変わってくるし、
まったく歯が立たないということは考えていません。

-久保選手はなかなかコンディションは上がっていないと思うが、今日の出来についての監督のお考えと、
今後もこれぐらいのコンディションなら使うということなのかを教えてください。

タツ(久保)に関しては、正直今日半分がMAXだということを聞いていたし、30分しか持たないということも聞いていたし、
本当に今日は45分がんばってやってほしいなと。その中では本当にがんばってやってくれたと思います。
コンディションに関しては一日一日でかなり状況が変わってくるものですから、その状態を見ながら使っていくしかないと思っています。

清水エスパルス 長谷川健太監督
試合所感

試合は難しいもので、ここ3試合いい形は作るんですけれども決めきれずというような展開が続いて、今日もいい形で先制して、後半は少し涼しくなったということもあって、だいぶボールも選手も動くようになって何回か形を作れたと思うんですが、そこで決めきれなかったのが、今日引き分けで終わってしまったというポイントになったと思います。ディフェンス陣は、じれる展開の中よく集中して戦ってくれたと思いますし、あの1点というのは責めれない部分はあると思っていますし、この4月は運がなかったかなと思うしかないと。5月は切り替えて、ここで自信をなくしてしまったり、あまり悲観をし過ぎてしまってもチーム状態は良くならないと思っていますし、やってきているサッカー、展開というのは、川崎にしても、鹿島にしても、今日のゲームにしても全く悪いと思っていませんので、気持ちを切り替えて、いい形で5月3日のダービーに臨んでいきたいと思っています。以上です。

監督記者会見

監督記者会見
(07.04.11 対大分トリニータ)

横浜FC 高木琢也監督
試合所感

 今日の結果というのは、我々が相手にプレゼントしたような試合だった、そして結果だったと思います。大分の方はほぼベストに近い状況の中で、我々はチーム事情も踏まえてベストではない布陣だったと思いますけれども、もう少し選手たちには戦う姿勢というものをゲームの中で見せて欲しかった。ただ、戦っていないわけではなくて、力の使い方、エリア、場所、そういうところをもう少し厳しく行かなければいけないエリアだったり、プレーをもう少し激しくやらなければいけなかったと思います。大分の出来を見たときに十分我々にも勝算があるようなゲーム、向こうの内容だったと思うし、そこに対してつけ込めていけなかったのは非常に悔しい、そういうゲームでした。以上です。

質疑応答
-アンデルソン、アドリアーノのフィット感というのはいかがでしょうか。

 アドリアーノに関しては、ある程度計算ができるプレーができるようになっていますし、彼に関しては守備のところの意識が、もう少し高めなければいけないところだとは思うのですが、そこに関しては非常にがんばっていますし、全体的にいえば計算できる選手になってきているなという気がします。
アンデルソンに関しては、本人に多く伝えたいと思います。ここでは言うことはありません。

大分トリニータ シャムスカ監督
試合所感

 こんばんは。今日はこういう雨の中で、こういう状態になってしまうとゲームの質が技術的な意味で落ちてしまいます。芝の上で雨が降るとスリッピーになるということで、ディフェンスの裏のボールもそのまま流れていってしまうし、ワンツーもスリッピーな中ではやりにくいです。前半、攻めにしてもゲームコントロールにしても、うまい具合にうちが主導権を握ぎることができました。
 後半になって、横浜が状況によっては逆に主導権を握れるような状態になってしまった。けれども、うちの選手が90分がんばった分だけの価値がある勝利だと思っています。質問をどうぞ。

質疑応答
-雨でスリッピーということで、ミドルシュートを多用するよりもサイド攻撃をしていたのは指示通りでしょうか?それとも流れの中でそうなったのでしょうか?

 前半、相手のディフェンスがしっかりと中央の方に固まっていたということもあって、シュートを打てるチャンスがあったにもかかわらず打たなかったということがありまして、ハーフタイムの時に、選手には打てるチャンスがあれば打った方がよいとアドバイスしました。ゲーム中、やはりチャンスがあれば打てばいいと言ったんですが、相手のディフェンスがゴール前、ペナルティエリアの中でしっかりと守っているということになりますと、正面からぶつかっていくよりもサイドから行ったほうがいいんじゃないかということで、彼らがその場で判断してやってくれたと思います。

-ポゼッションでは優位に立ちましたが、これには大分はいつもの布陣で、横浜FCの選手の入れ替えが多かったという影響があると思いますでしょうか?

 うちでも、こういう大幅にメンバーを入れ替えてゲームをやったことがあるんですけれども、状況によってはそっちの方がゲーム自体、うまく主導権を握れることがある時もありました。ということで、今の質問に対して、相手のメンバーが変わったからうちが主導権を握れたかと言うと、そうは思いません。メンバーチェンジをすして今までチャンスがなかった選手が入ることで、ゲームで今まで出せなかったところを出せることで、逆にメンバーチェンジをすることで良くなることもあります。
 去年からやっている方法で、週に2ゲームということで、そこら辺をうまくチーム全体でやることを最初から念頭に置いてやっていました。実際にうちのチームでもセルジーニョ、ルイス・アウグスト、根本も怪我で出られないということがあって、今日のゲーム関して言えばしっかり準備をして、このようなメンバーでやることを最初から決めていました。

ハーフタイムコメント
横浜FC 高木琢也監督
・クロスに対してマークしっかり
・クリアボール大きく
・動き出し速く

大分トリニータ シャムスカ監督
・グラウンドがスリッピーなので、ロングボールの対応など、すべてにおいて気を付けてプレーしていく。後半も激しく行く。


[松尾真一郎/横浜FC御意見番]

vs名古屋戦監督コメント

監督記者会見
(07.04.01 対名古屋グランパスエイト)

横浜FC 高木琢也監督
試合所感

 前半から、名古屋の良さを消しながら、比較的我々のリズムもあったり、ゲームの内容的は悪くはなかったんですけれども、その中で後半点を取って、その後の時間帯
、例えば5分、10分や開始の10分は、気を使いながらやらなければいけない時間帯に2つやられてしまったなと。点を取った後の整理であったりだとか、プレーというのをもう少し全体として整理できれば、ああいう形はなかったと思います。相手は、首位を行く相手だったし、モチベーションを高く、選手たちはよくがんばってくれたと思います。以上です。

質疑応答 
-点を取った後の5分ということで、テンポを上げてきた相手にサイドを使われたと思います。具体的にはどんな問題点があったのでしょうか。

例えば最初の1点目のシーンなんかも、我々のボールを奪われてという形。相手のボールを奪って、それを奪われて、そしてすこしごちゃごちゃした中で突破されて、後ろにバックパス、そこからのクロスと、精度の良さもありましたけれども。あの辺で、持ち運ぶところなのか、もしくは相手はプレッシングが掛かるチームでそこで網に入ってしまっても仕方がないし、ああいう状況であれば時間帯を考えれば切っても良かったのではないかと。見た目はきれいではないですけれどもそういう時間の使い方、ゲームを切ることも一つアイディアとしてはあっても良かったんじゃないかと思っています。

-前半、非常にコンパクトで、スペースを潰していい守備をしていました。相手の監督は後半攻撃的になってスペースができたと言っていたのですが、特別な指示があったのでしょうか。

 ケースバイケースで前からプレッシングを掛けたりだとか、それがだめであればしっかりブロックを作るという状況で、特に前半みたいに前からどんどんというような指示をしていません。

-守備はうまく守っていたと思います。名古屋対策ということで、相手の特徴と今日の狙いについて、言える範囲ということでお願いできますでしょうか。

 名古屋はシステムではなく、切り替えの早さ、守備から攻撃、攻撃から守備の切り替えの早さが、今までのゲームを見てあったので、そこに対して切り替えではとにかく負けないということ。もう1つは、相手が3-5-2という形なので、どうしてもワイドに対してのプレッシャーの掛け方を多少やっていかなければいけないなと思っていたので、そこは中心ではないですけれども、相手の攻撃の1つのポイントにはなっていたので、サイドでうまくスピードダウンさせる、サイドから中央に、特に横パス、斜めのバックパス程度の横パスはいいですけど、バイタルエリア入れるようなボールは絶対に入れさせないように、その辺を注意しながら、名古屋には対策はあったんですけれども。やはり最終的には、クロスの質、中に入っていくタイミングが、我々よりも1枚も、2枚も上かなと感じました。

-J2時代は守り切ることができていて、J1で守りきれずに負けるというゲームがあるが、この辺は90分間守り切ることが統一されていないのか、それとも精神的なものが原因なのか。

 あの時間帯からすぐに守るのかということでは、考えていなかったですし、精神的な面や意思統一ということでも、今の質問に対しては逆の答えです。というのは、要は選手たちもわかっていると思うし、ただ、守り方、今の時間をどうしのいでいくかが今日のゲームでは問題だったので、やっていることであったり意思統一がされていないということも特にないと思います。

名古屋グランパスエイト フェルフォーセン監督
試合所感

 特に前半、横浜FCさんは立ち上がりコンパクトでスペースを消して守備をしてきたので、そんなに簡単には崩せななかったと思います。気をつけないとカウンターを食らう危険性もありました。スペースを見つけて、いいタイミングでそのスペースに走り込むことが、非常に重要なテーマでした。忍耐強くやろうということを話していました。前半は、それはできていたと思います。ただ、チャンスを作り出すまでには至らなかった、得点ができなかったと思います。というのも、テンポを少し高めることができなかったという要因が挙げられると思います。その時重要なのは、無理をせずに攻撃することだったと思います。
前掛かりになるとカウンターを食らってしまう、そのことを気をつけようということを強調していました。
 後半は、横浜FCさんも攻撃的に来たので、そのことでスペースも空いたと思います。このことで、サポーターの方も楽しめるサッカーができたと思います。
失点はアンラッキーな場面だったと思いますが、そこからチームがすぐに切り替えて、1-1、そして2-1にすることができたと思います。彼らの精神面が強かったと思います。2-1の後、3-1にすることもできたと思います。ただ、ゲームの最後に横浜FCさんも2-2にするチャンスがあったと思います。あの場面はうちがラッキーだったと思います。
 90分間とてもいいサッカー、成熟されたサッカーができたと思います。ポゼッションも良かったですし、きっちりいい形でつなげたことで、落ち着きがフィールドの上であったと思います。みんなハードワークできましたし、規律を守ってきっちり戦えることができたと思います。特に櫛野を今日は褒めたいとと思います。途中でゲームに入るのは、特にGKの場合簡単ではないと思います。

質疑応答 

-前半チャンスを作ることができなかったですが、後半に向けての指示を教えてください。

 サイドチェンジを有効に使って、サイドから崩していくこと。テンポを上げていくことを言いました。そうすれば、必ずチャンスが来ることを伝えました。それから、2列目から積極的にシュートを狙っていくことも言いました。前半も2回、大きなチャンスがあったと思います。

-今おっしゃった、左右を使うとか、テンポを上げるということについては、1点取られた後はそういう状態でしたが、1点取られる前もできていたと思いますでしょうか?

 どんなトップコーチに聞いてもスモールスペース中でハイテンポで攻撃するのは難しいと言うと思います。その中でもできるだけテンポを上げていかなければいけないと思いますが、無理しないことが先決だと思います。取られてしまってはカウンターに結びついてしまうので、ボールを奪われないようにきちんと回すことが先決だと思います。ボールをきっちりつなぐことができれば相手がそれに合わせなければいけないと思います。その(失点の)前はできなかったと思います。ボールをいい形をつないて深いポジションを突く、タイミングをうかがうのは簡単なことではないと思います。不用意の横パスを出してしまうと、ボールを奪われ、カウンターに結びつけられてしまう。

-連勝が続いているが好調の要因と、楢崎選手の痛めた箇所についてわかる範囲でお願いします。

 名古屋はマジックのチームではない普通のチームだと思います。メンタリティがいいのと、規律を守ってやっていること、ハードワークができていることが要員だと思います。(楢崎の状態については)今の段階ではわからない状態ですし、医者からは数日かもしれないし数週間かかるかもしれないと。精密検査までわかりません。

[松尾真一郎/横浜FC御意見番]


20070401-00.jpg