vs 熊本戦(ホーム)観戦記

J2リーグ・第11節 2008.05.03(Sat)13:00K.O
横浜 5(2−0)0 熊本 @ニッパツ三ツ沢球技場 観衆4061人

vs 熊本戦 080503
・『三ツ沢のワンダーボーイ』、ついに誕生!

まず初めに、『プロ入り初ゴール・おめでとう、ヨンチョル!』です。これで、待望だった「三ツ沢のワンダーボーイ」が、誕生ですね。ヤッタぁー! 

横浜FCでプロフットボーラーとなって、まだ2年目。将来有望な若干18歳のワンダーキッドの輝かしいキャリアにおける「初ゴール」を、間近のゴール裏席から観た幸運に、ボクは大感謝&大興奮しています。

近い将来に、ヨンチョルがCL(チャンピオンズリーグ)決勝のピッチに(パク・チソンの様に)立った時には、声高らかに叫ぼうではありませんか!「オレたちは、ヨンチョルのプロ初ゴールを、この眼で観たゼ!」と。今夜はそんな嬉しい妄想に耽(ふけ)りながら、プレミア・ライブ中継を観つつ、酔い潰れるまで呑むことにします。
愛しているぜ、「三ツ沢のワンダーボーイ」。ボクの週末をハッピーにしてくれて、ありがとう!


で、以下が『観戦記』;

4月はついにホームであるニッパツ三ッ沢で勝利が無かった、我らの横浜。9試合で3勝5分1敗の勝点14で8位。アウェイの熊本は9試合で2勝2分5敗の勝点8で12位。順位云々ではなく、ファンのために横浜には、勝利して欲しい。「勝って、久々に喜びたい」が、ボクの願い。GW真っ只中のデーゲームは、小雨のニッパツ三ッ沢で午後1時にキックオフ。


■メンバー
□横浜
GK 小山
DF 中田洋 八田 吉本 根占
MF エリゼウ 滝澤
    カズ 三浦淳(59小野) 難波(76長谷川)
FW アンデルソン(54ヨンチョル)
SUB 岩丸 池元

□ ロアッソ熊本
GK 小林弘
DF 市村 河端 上村 矢野
MF 小森田(53山内) 山口 山本 宮崎(53町田)
FW 高橋 中山(56福王)
SUB 吉田 喜名

■得点
25分 アンデルソン(横浜)  難波がたおされて得たPK
42分 アンデルソン(横浜)  キング・カズヘッダーの跳ね返りをきっちり押し込む
46分 アンデルソン(横浜)  左サイドを独走から、GKのニアを抜く
52分 難波(横浜)       滝澤のビューティフルクロスを魂のヘッダー
62分 ヨンチョル(横浜)    小野のクロスをヘッダーで叩き込む

先発を見て驚いたのが、ボランチに滝澤、左SBに根占の左サイド先発布陣。試合開始から序盤にかけては、熊本が攻勢で、横浜の左サイドを突く。何回かは熊本攻撃陣をフリーにして、ヒヤっとする場面もあったが、横浜はチーム一丸となって守り通し、失点しなかった。

前半中盤過ぎから、横浜の中盤プレスが利き出して、横浜が鋭いカウンターで逆襲開始。25分に、右サイドタッチ際でボールを受けたカズが、勝負ドリブル&フェイントで熊本のマーク2人を引きちぎり、ゴール前へクロスを上げる。待ち受けた難波が熊本DFに倒されて、横浜がPKを得る。コレをアンデルソンが冷静に決めて、先制。1−0。理想的な時間帯に横浜がゴールを決めた。

前半終了間際の42分には、左サイド深くまで攻め込んだ三浦淳が伝家の左足でエンジェルクロスをファーサイドへ送る。キング・カズが見舞ったヘッダーを熊本GK小林がかろうじてハジいたが、しっかりと詰めていたアンデルソンが押し込んで、追加点ゴール。2−0。最高のムードでハーフタイムを迎えた。

このまま、後半も横浜ペース。開始直後の46分、カウンターから左サイドを縦パス一本でブチ崩して、追いついたアンデルソンが独走。熊本GK小林と1対1になってから、ニアサイドをブチ抜き、ハットトリック達成! 3−0。

52分には、左サイドのカウンターからフリーで抜け出た滝澤が、トップスピードを落とす事無く、左足でアーリークロスを上げる。これを、ゴール前に走りこんだ難波がズドン。前節(セレッソ大阪戦)の借りを返す、執念のヘッダーを叩き込んで、4−0。うれしい、ウレシイ、ナンちゃんの今季初ゴールに、ゴール裏は大沸騰。ヤンヤの騒ぎ。

そして、クライマックスとなったのが、62分。右サイドを滝澤、小野の連携で崩し、熊本DFのマークを振り切ってフリーになった小野が右足でセンタリングを送ると、ゴール前でヨンチョルが渾身のヘッドでゴールを叩き込んだ。5−0。待ちに待った、ヨンチョルのプロ初ゴールに、ゴール裏は狂喜乱舞の大興奮。

この後、熊本に攻め返される場面もあったが、GK小山のナイスセーブなどで守りきり、無失点を維持。5−0の完勝でゲームセットの笛が鳴った。


モチロン、ハットトリックのアンディ、渾身ヘッダーのナンちゃんも、今日の大ヒーローです。ボクも心底から嬉しいし、特に難波には「ありがとう」と言いたいです。(ゴール裏に飛び込む勢いで駆け寄ってきてくれたので)

それでも、やはり「ワンダフルなヤングボーイの初ゴール」は、ファンにとっては、大切なモノなので・・・。今夜は呑ませてもらいます!っか、呑んでます・・・。


【プレビュー】関東リーグ1部・第5節

ヨコハマな皆様、おはようございます。
今日(5/3 土)は、ホーム・ニッパツ三ツ沢でロアッソ熊本戦。久々のホーム勝利で勢いを回復したいですね。雨が早く、止まないかなぁ。

今日の土曜日はモチロン三ッ沢だけど、「明日の日曜日は???」と言う方へ、明日(5/04)の地域リーグ情報などを少しだけ;

【プレビュー】 関東リーグ1部・第5節 町田ゼルビア − YSCC
         5/04(日)13:00キックオフ 町田市立陸上競技場

 8チームによる2回戦総当りの計14試合で開催されている、関東サッカーリーグ1部。先週末までに第4節を終了し、早くも第5節。Jリーグと違って試合数が少ないので「すでに中盤」、リーグ戦は真っ盛り。「横浜3大クラブの雄」YSCCは、アウェイで首位を快走するゼルビアのホーム・町田陸上競技場スタジアムに乗り込む。

両チームのココまでの戦いぶりを振り返りながら、軽いプレビューと各クラブ紹介を;

■現在の順位 関東サッカーリーグ1部 第4節終了時(5/03)
1位 町田 勝点12 4勝0分0敗 得失点差+09 総得点13
2位 狭山 勝点09 3勝0分1敗 得失点差+04 総得点09
3位 栃木 勝点09 2勝2分0敗 得失点差+03 総得点04
4位 横浜 勝点06 1勝3分0敗 得失点差+01 総得点07
5位  ドラ  勝点04 1勝1分2敗 得失点差−01 総得点07
6位 東邦 勝点02 0勝2分2敗 得失点差−05 総得点01
7位 埼玉 勝点01 0勝1分3敗 得失点差−03 総得点04
8位 厚木 勝点01 0勝1分3敗 得失点差−08 総得点04

略称の説明
 町田  FC町田ゼルビア
 栃木  日立栃木ウーヴァ・スポーツクラブ
 狭山  ホンダ・ルミノッソ狭山FC
 横浜  YSCC(通称)、NPO横浜スポーツ&カルチャークラブ
 東邦  東邦チタニウム・サッカー部
 埼玉  さいたまサッカークラブ
 ドラ  クラブ・ドラゴンズ
 厚木  海上自衛隊厚木基地マーカス

□第5節の出場停止
 町田ゼルビア    無し
 YSCC	     DF2 渡邊

□ここまで(第4節まで)の戦いぶり
町田は昨シーズン07年優勝、YSCCは06年優勝と、ともに地域リーグ決勝大会を経験している強豪クラブ。首都圏のサッカー界を代表する、新興勢力同士の盟主争いは、両者のプライドを賭けた激しい戦いが期待される。

ホームの町田は、厚木、ドラゴンズ、さいたま、東邦チタニウムと戦って4連勝の全勝無敗。総得点13(失点4)と、対戦相手に恵まれたとは言え、着実に勝点とゴールを量産中。すでに独走態勢を固めつつある。

一方の、アウェイYSCCは1勝3分の勝点6で、8チーム中の4位と、苦しい低空飛行を続けている。しかし、前節の厚木マーカス戦では、残り5分で「1−3」と2点のビハインド、しかも退場者を出して10人という絶望的な状況から、クラブを支え続ける『伝統の魂』で盛り返し、ロスタイム89分59秒に奇跡の同点ゴールを三宅監督兼任選手が叩き込み、貴重な勝点1を勝ち取った。

首位を走る宿敵・町田との勝点差は「6」。しかし、この「大一番」は勝ち点差に関係なく、YSCCの魂と誇りで町田に一泡吹かせたい。

□スタメン予想/YSCC
GK  1平川
DF  4重久 3大平 24谷津 13井上
MF 17金子 10石川  7大久保 8土屋
FW  9福井 27平田

□両チームの紹介
■町田ゼルビア(2007年 関東1部優勝)
昨年の覇者であり、今季も大本命。(というか、既にその眼は地域リーグ決勝大会に向っている様子も・・・)地域リーグで「チョットそれは・・・」的な、エグイ補強をしている。GM川添孝一氏(とんねるずのノリさんと帝京高サッカー部で同期)に加えて、新監督に元日本代表かつFC岐阜などで監督経験のある戸塚哲也氏を招聘。

今年からプロ契約制度も導入し、サガン鳥栖から「かつての天才少年」山口貴之、蒲原達也、GK田中賢治を完全移籍で獲得。さらに鳥栖からはMFジョズエもレンタル移籍とゴージャスな補強。
鳥栖とは太いパイプを有している様子。「戸塚−岸野ライン」だろうが、何処にそんなマネーがあるのだろうか?とボクは思ってしまうのだが。その他にも、JFLのYKK AP(現カターレ富山)、グルージャ盛岡、大卒選手などからも積極的に大量補強。

ココまでやられると、今季の町田が「関東リーグのレアル・マドリー」に見えてくるのは、ボクだけではないだろう。既に、町田の連覇は確定か???

なお、チームの要である長身ボランチ・MF6杉本 圭(元湘南ベルマーレ)は、好感溢れるナイス・ガイ。一昨年(2006)の駒沢陸上競技場で、観戦を終えて会場を去ろうとしていたボクに向かって、「今日は応援ありがとうございましたっ!」と、丁寧に深々と頭を下げて挨拶してくれた律儀で誠実な姿が、ボクの眼には今でも鮮明に焼き付いている。一人の人間としても尊敬に値する偉大なるフットボーラーが、今季も輝き続ける事を願わずにはイラレない。

東邦チタニウム vs 町田ゼルビア 070512
・町田のゴール裏なファンの方々

東邦チタニウム vs 町田ゼルビア 070512
・町田 is not 神奈川

東邦チタニウム vs 町田ゼルビア 070512
・オレら東京のプロビンチャ


■NPO横浜スポーツ&カルチャークラブ(2007年 関東1部4位)
通称「YSCC」。言わずと知れた「横浜3大クラブ」の1つ。ホームタウンは横浜市の本牧地域。活動期間としては横浜FCをも上回る、長く貴重な歴史を有している、質実剛健な良質クラブ。
(全日空サッカー部との関係や、横浜FCとの位置付けに関しては、あえてココでは不記)

一昨年(2006)に見せた奇跡の優勝から、一転して昨年は、開幕戦のUVA戦を落とした事ですっかり調子を崩し、シーズン終盤まで降格争いに巻き込まれる、苦しいシーズンだった。違った意味で番狂わせの主役を演じ、町田の圧倒的初優勝をアシストしてしまった。

その今季は、16人が退団、11人が加入という出入りの多いチーム構成。大幅にスタッフ&選手が入替わり、新監督は選手兼任のMF三宅大輔。主な補強は、MF大久保翔(←ヴィッセル神戸)、DF渡部翼(←バンディオンセ神戸)、MF志田健太(アルビレクス新潟シンガポール)。

昨季まで主力であった、MF田中義浩、FW斉藤正樹、MF小笹健二、GK斯波薫らが抜けた穴は、見た目以上に大きく、特に攻撃的なタレントの不足が懸念材料だろうか?「ボクのアイドル」だった小笹が移籍(⇒神奈川教員)してしまった事はかなり寂しい事実だが、仕方有るまい。コレが地域リーグなのだ。

昨季途中に加入し、今季から「10」を背負うMF10石川健太とMF8土屋健太郎、の健太コンビが今季もチームの中心として、チームを牽引する。この石川健太、Jrユース、ユースとジュビロ磐田で育ち、順天堂大学、TDKを経て、YSCC入りした逸材。兄はJリーガーの石川竜也(鹿島から山形へレンタル移籍中)と言う、サラブレッド。マスクも甘く、イワユル「イケ面」で、長髪をナビかせた華麗なプレー振りは、観戦者をウットリとさせる。女性ファンは、一見の価値大である。

クラブの創設者「吉野次郎さん」、理事「秋山浩二さん」らを筆頭に、誰よりもフットボールを心から愛し、熱く燃えるヨコハマ・ハートを持ったスタッフたちに支えられる、クラブの強さ(チカラ)は揺ぎ無いモノ(と貴重な歴史)がある。心優しいサポーター集団が試合だけではなく、練習にもダンマクを張って応援にくるなど、ファンの熱度はJリーグのクラブにも引けを取らない。

横浜に住む観戦マニアの琴線に触れまくる、誠実なフットボールクラブであり、ニッパツ三ツ沢球技場で開催されるホームゲームは、観戦の価値超大アリ。