関東リーグ1部・第1節(観戦記)
2007年04月16日
関東リーグ1部・第1節 2007.04.15(Sun) 13:00K.O YSCC 0(0−0)3 日立栃木UVA SC @三ツ沢公園球技場 観衆275人(目測) ・今年も地域リーグの季節がやって来た・栃木のブドウ軍団がいきなりのジャイアントキリングで、1部初勝利! 昨季の最終節で奇跡の1部リーグ初優勝を果たした覇者YSCCがホームの三ツ沢に、2部から昇格してきた日立栃木UVA SCを迎え撃つ開幕戦。「昨季のチャンピオン 対 初昇格クラブ」という対戦は、今季のJ1開幕戦を思い出させる。 快晴、時々三ツ沢特有の横風、穏やかな気温という良好なコンディションのもと、13:00にキックオフ。 YSCCは、キャプテンの5・ボランチ鈴木が攻守でボールを集める「4−1−2−3」。FW9斉藤、FW11小笹の両翼がサイドを大きく駆け上がりながら攻撃をリードする、良い時の(FC)東京スタイル。 日立栃木も、両SBのオーバーラップから果敢に攻撃を展開し、FW10三輪、FW11磯が積極的にゴールを狙う。 前半序盤はYSCCにも勢いが見られたが、三ツ沢特有の時折強く吹く風の影響を受けてか?ボールコントロールに狂いが生じバランスを崩す。そこを日立栃木が両サイドから崩し始め、きわどいクロスがYSCCゴールを襲う。 日立栃木が押し気味に進めるも、0−0で前半終了。 48分 後半開始からわずかに3分。調子に乗れないYSCCはCKからボールを奪われて日立栃木にカウンターを許す。左サイドから上がったアーリークロスをYSCCゴール前で”CB”18石塚がダイビングヘッド。石塚とYSCC・GKシバが交錯してこぼれたボールを、日立栃木14阿部がゴールへ蹴りこみ、日立栃木が先制ゴォール!!!0−1。 67分 YSCCゴール前で、日立栃木が速攻から24→15と低い弾道のアーリークロスを通す。15館沢がYSCC・DFに倒された瞬間、アドバンテージボールにすばやく詰めていたFW磯が右足できっちりとゴールを奪い、日立栃木が追加点。0−2。ディフェンディングチャンピオンのYSCCが、アンダードッグUVAを相手に予想外の大苦戦。 78分 思うような試合運びができずYSCCがイラついてきた頃、左サイドのスローインからフリーになったUVA・17五十嵐がYSCC・DFを置き去りにしてから、マイナス気味のセンタリングを中央に戻す。YSCCのゴール正面で絶好のパスを受けたUVA・10三輪がペナルティアーク上から右足を振りぬいた渾身のミドルシュートがゴールに突き刺さった時、観衆にはその弾道が残像効果で尾を引いていた。0−3。 この弾丸シュートは関東を越えたJFLレベル。コレを見ただけでも、三ツ沢に足を運んだ価値アリ。 ココで今日のYSCCは、ジ・エンドだった。 *ちょっと良い話「YSCC」編; 残念ながら試合には負けてしまったYSCCだったが、試合終了後のスタジアムゲート出口の前で、後半から途中出場した20平田選手が、『汗まみれのユニフォーム、スパイク姿』のままで「今日はありがとうございました!」と真っ赤な顔で挨拶し、来場者全員に深々と頭を下げていた。 平田選手のアマチュアフットボーラーとしての真摯な姿に、感動したのはボクだけではなかったと思う。平田選手はJFL・鳥取SCから移籍してきた新入団選手。平田選手が今季の関東リーグで活躍し、再び全国リーグのJFLに復帰することをボクは願って止まない。 ガンバレ、平田選手! *ちょっと良い話「日立栃木UVA SC」編; 栃木から応援に駆けつけたコアサポは男女各1名の『計2人』。三ツ沢メインスタンドのアウェイ側最上段に陣取り、男性がたった一人でチャントを大合唱していた。 特筆すべきは、試合終了後に挨拶に訪れた敵方のYSCCイレブンに対し、たった一人でも『ワイ・エス・シー・シー』と大声でエールを送っていたことだ。(Jリーグでは、敵方のサポにイレブンが挨拶に行くなんて事は考えられないけれど、マイナーフットボールの世界では常識の風景なのです) ボクは、この風景にも大きく心を動かされた。愛するクラブがある幸せと敵味方無くフットボーラー全員を尊敬し、応援出来る広く暖かい心を持ったファン。(モチロン試合中はマイクラブだけだけどネ) 素直にボクはこういうファンやクラブが大好きだし、カッコイイじゃん!と思う。 敵方のイレブンやファンをも敬う心を「より強く持とう」と、ボクに改めて教えてくれた試合だった。 ビバ・日立栃木UVA SC! である。 UVA(ウーヴァ)とは、ポルトガル語で『ブドウ』の意味。 クラブの所在地・栃木県大平町の名産品がブドウであることに由来する、とたったひとりの男性コアファンに教えて頂きました。
- posted by ken1eagle
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・栃木のブドウ軍団がいきなりのジャイアントキリングで、1部初勝利!
昨季の最終節で奇跡の1部リーグ初優勝を果たした覇者YSCCがホームの三ツ沢に、2部から昇格してきた日立栃木UVA SCを迎え撃つ開幕戦。「昨季のチャンピオン 対 初昇格クラブ」という対戦は、今季のJ1開幕戦を思い出させる。
快晴、時々三ツ沢特有の横風、穏やかな気温という良好なコンディションのもと、13:00にキックオフ。
YSCCは、キャプテンの5・ボランチ鈴木が攻守でボールを集める「4−1−2−3」。FW9斉藤、FW11小笹の両翼がサイドを大きく駆け上がりながら攻撃をリードする、良い時の(FC)東京スタイル。
日立栃木も、両SBのオーバーラップから果敢に攻撃を展開し、FW10三輪、FW11磯が積極的にゴールを狙う。
前半序盤はYSCCにも勢いが見られたが、三ツ沢特有の時折強く吹く風の影響を受けてか?ボールコントロールに狂いが生じバランスを崩す。そこを日立栃木が両サイドから崩し始め、きわどいクロスがYSCCゴールを襲う。
日立栃木が押し気味に進めるも、0−0で前半終了。
48分 後半開始からわずかに3分。調子に乗れないYSCCはCKからボールを奪われて日立栃木にカウンターを許す。左サイドから上がったアーリークロスをYSCCゴール前で”CB”18石塚がダイビングヘッド。石塚とYSCC・GKシバが交錯してこぼれたボールを、日立栃木14阿部がゴールへ蹴りこみ、日立栃木が先制ゴォール!!!0−1。
67分 YSCCゴール前で、日立栃木が速攻から24→15と低い弾道のアーリークロスを通す。15館沢がYSCC・DFに倒された瞬間、アドバンテージボールにすばやく詰めていたFW磯が右足できっちりとゴールを奪い、日立栃木が追加点。0−2。ディフェンディングチャンピオンのYSCCが、アンダードッグUVAを相手に予想外の大苦戦。
78分 思うような試合運びができずYSCCがイラついてきた頃、左サイドのスローインからフリーになったUVA・17五十嵐がYSCC・DFを置き去りにしてから、マイナス気味のセンタリングを中央に戻す。YSCCのゴール正面で絶好のパスを受けたUVA・10三輪がペナルティアーク上から右足を振りぬいた渾身のミドルシュートがゴールに突き刺さった時、観衆にはその弾道が残像効果で尾を引いていた。0−3。
この弾丸シュートは関東を越えたJFLレベル。コレを見ただけでも、三ツ沢に足を運んだ価値アリ。
ココで今日のYSCCは、ジ・エンドだった。
*ちょっと良い話「YSCC」編;
残念ながら試合には負けてしまったYSCCだったが、試合終了後のスタジアムゲート出口の前で、後半から途中出場した20平田選手が、『汗まみれのユニフォーム、スパイク姿』のままで「今日はありがとうございました!」と真っ赤な顔で挨拶し、来場者全員に深々と頭を下げていた。
平田選手のアマチュアフットボーラーとしての真摯な姿に、感動したのはボクだけではなかったと思う。平田選手はJFL・鳥取SCから移籍してきた新入団選手。平田選手が今季の関東リーグで活躍し、再び全国リーグのJFLに復帰することをボクは願って止まない。
ガンバレ、平田選手!
*ちょっと良い話「日立栃木UVA SC」編;
栃木から応援に駆けつけたコアサポは男女各1名の『計2人』。三ツ沢メインスタンドのアウェイ側最上段に陣取り、男性がたった一人でチャントを大合唱していた。
特筆すべきは、試合終了後に挨拶に訪れた敵方のYSCCイレブンに対し、たった一人でも『ワイ・エス・シー・シー』と大声でエールを送っていたことだ。(Jリーグでは、敵方のサポにイレブンが挨拶に行くなんて事は考えられないけれど、マイナーフットボールの世界では常識の風景なのです)
ボクは、この風景にも大きく心を動かされた。愛するクラブがある幸せと敵味方無くフットボーラー全員を尊敬し、応援出来る広く暖かい心を持ったファン。(モチロン試合中はマイクラブだけだけどネ)
素直にボクはこういうファンやクラブが大好きだし、カッコイイじゃん!と思う。
敵方のイレブンやファンをも敬う心を「より強く持とう」と、ボクに改めて教えてくれた試合だった。
ビバ・日立栃木UVA SC! である。
UVA(ウーヴァ)とは、ポルトガル語で『ブドウ』の意味。
クラブの所在地・栃木県大平町の名産品がブドウであることに由来する、とたったひとりの男性コアファンに教えて頂きました。

