魅惑の関東リーグへようこそ!<1>
2008年04月03日
マイナーフットボールを愛する350人のヨコハマな皆様、コンバンワ。 関東サッカーリーグが、いよいよ今週末(4/05-4/06) に開幕します。 日曜日(4/06)はモチロン「横浜FC−仙台@ニッパツ三ツ沢」に行くのですが、土曜日(4/05)は関東サッカーリーグの開幕戦が、同じくニッパツ三ツ沢で開催されます。 ☆関東リーグ1部・第1節・・・入場無料!!! YSCC vs 東邦チタニウム @ニッパツ三ツ沢球技場 13:00キックオフ J1を「1部」と考えた場合には、「4部」に相当する地域リーグ(関東リーグ1部)。関東全域を股に掛けて、8チームによるホーム&アウェイで開催されるリーグ戦。JFL昇格を賭けた熱い戦いが、わずか14試合という濃密なリーグ戦に凝縮されています。 そこで、メジャーなサッカー雑誌などでは取り上げられることも無い、各チームの補強具合および観戦ポイントなどを、知りえる範囲でボクなりに、サクッとまとめてみました。 第1弾は、昨季の上位4チームを紹介; □関東サッカーリーグ1部 各クラブの紹介と見所[2008年版]<その1/昨季上位4チーム> ■町田ゼルビア(2007年 関東1部優勝) 昨年の覇者であり、今季も大本命。(というか、既にその眼は地域リーグ決勝大会に向っている様子も・・・)地域リーグで「チョットそれは・・・」的な、エグイ補強をしている。GM川添孝一氏(とんねるずのノリさんと帝京高サッカー部で同期)に加えて、新監督に元日本代表かつFC岐阜などで監督経験のある戸塚哲也氏を招聘。 今年からプロ契約制度も導入し、サガン鳥栖から「かつての天才少年」山口貴之、蒲原達也、GK田中賢治を完全移籍で獲得。さらに鳥栖からはMFジョズエもレンタル移籍とゴージャスな補強。 鳥栖とは太いパイプを有している様子。「戸塚−岸野ライン」だろうが、何処にそんなマネーがあるのだろうか?とボクは思ってしまうのだが。その他にも、JFLのYKK AP(現カターレ富山)、グルージャ盛岡、大卒選手などからも積極的に大量補強。 ココまでやられると、今季の町田が「関東リーグのレアル・マドリー」に見えてくるのは、ボクだけではないだろう。既に、町田の連覇は確定か??? なお、チームの要である長身ボランチ・MF6杉本 圭(元湘南ベルマーレ)は、好感溢れるナイス・ガイ。一昨年(2006)の駒沢陸上競技場で、観戦を終えて会場を去ろうとしていたボクに向かって、「今日は応援ありがとうございましたっ!」と、丁寧に深々と頭を下げて挨拶してくれた律儀で誠実な姿が、ボクの眼には今でも鮮明に焼き付いている。一人の人間としても尊敬に値する偉大なるフットボーラーが、今季も続けて輝き続ける事を願わずにはイラレない。 ■日立栃木UVA SC(2007年 関東1部2位) 昨季は復帰昇格した関東1部リーグで、準優勝と大奮闘を見せた「もうひとつの栃木」。 町田に比べれば地味目だが、こちらも積極的にに補強を進めた。JFLの栃木SCから井野正行、石川裕之、林容史、J2モンテディオ山形から前田和也を獲得。前田和也と言えば、J1のFC東京で主将を務めたこともある「かつてのプチアイドル」。地元の栃木に戻って、もうひと花咲かせたいところだ。 昨季に大ブレイクし得点王(9点)を獲得した、エースFW10三輪宏真が今季も健在でチームを引っ張る。 なお、「現場監督からJリーガーへ」で一躍有名になった、シンデレラボーイ若林学(大宮⇒愛媛)を発掘したクラブであることは、ツウの間では有名。一部では、「日本のオセール(フランス)」との声も聞かれる。 ボク的には「ペア・サポ」が、強く印象に残っている。昨季の開幕戦、アウェイの三ツ沢公園球技場(当時)に、ピッチでプレーする選手よりも圧倒的に少ない人数ながらも、前年度覇者のYSCCに大勝する原動力となった、たった二人の熱き大応援団。例え、一人でも自分が信じ、愛するモノを心底から声を上げて応援する。そんな「フットボールファンの鏡」のようなオトコこそが、UVA SCの最大の武器であろう。 ちなみに、「UVA(ウーヴァ)」とはポルトガル語で『ブドウ葡萄』の意味。ホームタウンの栃木県大平町の特産品がブドウであることに由来している。 ■ルミノッソ狭山(2007年 関東1部3位) 通産で優勝6回を誇り、御存知「関東リーグの門番」として君臨する、マイナー観戦マニアには絶大なる人気を誇る「もうひとつのホンダ」。少数ながらも熱心なゴール裏集団が、常に熱い声援を送っている。その姿がボクの胸を熱くさせる、魂を感じるフットボールクラブのひとつ。 本田技研の狭山工場に属する純粋な企業アマチュアクラブであり、「JFLの門番」として名高いホンダFC(浜松)とは、遠い親戚のような関係だろうか。 残念なことに、「狭山のリケルメ」としてボクが勝手に惚れこんでいた迫田和憲さんが、昨季限りで退団(引退?)してしまった様子なのは寂しい限り。熱いゴール裏集団が発する迫田専用のオリジナルチャント、♪サーコータぁ、電光石火で決めてくれ!、サーコータぁ、誰も止められやしないーさぁ♪を、スタジアムで再び聞くことが出来ないかと想うとボクは胸が痛い。(迫田さんの)美人でチャーミングな奥様にも、もう会えないのかぁと想うと、余計に寂しさが募る。 迫田和憲よ、今いずこに? なお、今でこそ『浦和(さいたま)』と言えば『レッズ(三菱)』だが、Jリーグのオリジナル10を決める際、浦和市(当時)は当初、ホンダを誘致しようとした歴史があり、「浦和本田ウインズ」というチーム名まで用意していたというのは隠れた事実。実現していたら、ルミノッソ狭山(本田技研・狭山工場)が、母体のひとつになったかも? ■NPO横浜スポーツ&カルチャークラブ(2007年 関東1部4位) 通称「YSCC」。言わずと知れた「横浜3大クラブ」の1つ。ホームタウンは横浜市の本牧地域。活動期間としては横浜FCをも上回る、長く貴重な歴史を有している、質実剛健な良質クラブ。 (全日空サッカー部との関係や、横浜FCとの位置付けに関しては、あえてココでは不記) 一昨年(2006)に見せた奇跡の優勝から、一転して昨年は、開幕戦のUVA戦を落とした事ですっかり調子を崩し、シーズン終盤まで降格争いに巻き込まれる、苦しいシーズンだった。違った意味で番狂わせの主役を演じ、町田の圧倒的初優勝をアシストしてしまった。 その今季は、16人が退団、11人が加入という出入りの多いチーム構成。大幅にスタッフ&選手が入替わり、新監督は選手兼任のMF三宅大輔。主な補強は、MF大久保翔(←ヴィッセル神戸)、DF渡部翼(←バンディオンセ神戸)、MF志田健太(アルビレクス新潟シンガポール)。 昨季まで主力であった、MF田中義浩、FW斉藤正樹、MF小笹健二、GK斯波薫らが抜けた穴は、見た目以上に大きく、特に攻撃的なタレントの不足が懸念材料だろうか?「ボクのアイドル」だった小笹が移籍(⇒神奈川教員)してしまった事はかなり寂しい事実だが、仕方有るまい。コレが地域リーグなのだ。 昨季途中に加入し、今季から「10」を背負うMF10石川健太とMF8土屋健太郎、の健太コンビが今季もチームの中心だろう。この石川健太、Jrユース、ユースとジュビロ磐田で育ち、順天堂大学、TDKを経て、YSCC入りした逸材。兄はJリーガーの石川竜也(鹿島から山形へレンタル移籍中)と言う、サラブレッド。マスクも甘く、イワユル「イケ面」で、長髪をナビかせた華麗なプレー振りは、観戦者をウットリとさせる。女性ファンは、一見の価値大である。 昨季までユニフォームの袖スポンサーを務めていた会社が倒産するなど、苦しい話も聞こえてくるし、選手層も厚いとは言えずに苦しい戦いが続きそう。 しかし、クラブの創設者「吉野次郎さん」、理事「秋山浩二さん」らを筆頭に、誰よりもフットボールを心から愛し、熱く燃えるヨコハマ・ハートを持ったスタッフたちに支えられる、クラブの強さ(チカラ)は揺ぎ無いモノ(と貴重な歴史)がある。心優しいサポーター集団が試合だけではなく、練習にもダンマクを張って応援にくるなど、ファンの熱度はJリーグのクラブにも引けを取らない。 横浜に住む観戦マニアの琴線に触れまくる、誠実なフットボールクラブであり、ニッパツ三ツ沢球技場で開催されるホームゲームは、観戦の価値超大アリ。 開幕戦は、明後日(4/05)土曜日、13:00に、ニッパツ三ツ沢球技場でキックオフ。対戦相手は、東邦チタニウム、モチロン入場無料。
- posted by ken1eagle
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