2010FIFAワールドカップ南アフリカ アジア最終予選 グループ1 2009.06.10(Wed)19:35K.O
日本代表 1(1−0)1 カタール代表 @横浜国際総合競技場 観衆60,256人
・アジア最終予選のホームマッチは、1勝3分。これで「ワールドカップ出場」で良いのだろうか?
やはり、『アジア枠:5』は多過ぎるのではないだろうか。
5チーム(5カ国)で戦うグループリーグ1。上位2チームに与えられる本大会出場権は、オーストラリアと日本で確定済。プレーオフ出場権となる3位に可能性を残すのは、バーレーンとカタールのみ。しかし、現時点で勝点でリードするバーレーンが残り2試合、カタールは今夜のアウェイ日本戦の1試合のみという状況。となると、3位はバーレーンでほぼ確定だろう。よって、すでに「グループ1における予選は、終了した」と言っても過言ではないはず。そんな状態でカタールがいかに戦うか、日本がそれにどう対処するのか?が本日のポイントだろう。
そんな日本代表だが、この試合は、長谷部が前節のレッドカードで出場停止。遠藤も負傷で出場を回避、と守備的MFは共に欠場。さらの、左SB長友、FW大久保が負傷中のため欠場と、大幅なメンバー変更を余儀なくされた。
守備的MFにはガンバ大阪の橋本と浦和の阿部を起用。長友の代役は同じくFC東京の今野、ワントップFWに玉田を起用し、注目の岡崎は左ウイングへ配置。右MFには中村俊輔、トップ下に中村憲剛を起用。ちなみに、岡田監督も前節の退席処分でベンチ入り停止のために、代わって「もうひとりのタケシ」である大木武コーチがベンチで采配を振るう。
はじめに一言;
ヌルい試合でした。まぁ、わずか10日間のうちに、国立で試合(5/31、ベルギー戦)、タシケントへ遠征&試合(6/06、ウズベキスタン戦)、帰国&横浜で試合(6/10、カタール戦)、来週はメルボルン(6/17、オーストラリア戦)へ行くという地獄の強行軍だから、選手は精神的にも肉体的にも相当に疲弊しているんだろうけど。その点は気の毒に思います。
でもさぁ、ワールドカップのアジア最終予選って、国内で開催される試合の中で(他のどんな試合よりも)最も緊張度の高い、重要な試合のはずだよね。それが全4試合戦って、結果は1勝3分。こんなんでワールドカップへ行っちゃって良いのでしょうか?(いくら、アウェイで勝ってるからって言ってもさぁ。)
とまぁ、そんなカタール戦で苦戦した要因について、メンバーの変更等・・・様々な御意見があるだろうけど、ボク的ミクロな視点で、気になったプレーに一言だけ;
前半16分、センターサークルよりやや敵陣寄りにいた中村憲剛から、敵陣ゴール前のボックス正面やや右へ走りこんだ岡崎へパスが通った。と、岡崎はこのパスをゴールに背を向けながら、トラップ。ゴールから遠ざかる方向(ボールが来た方向)へトラップでボールを戻してから、周囲をルックアップし、シュートの体制へ持ち込もうとした。しかし、そのトラップをした数秒間の間にカタールDFに詰め寄られて、シュートコースを消されてしまった。結果的に岡崎は中村俊輔にボールを預けた。
ここで岡崎に注文を1つ。あそこは、川崎のジュニーニョやチョン・テセの様に、守備ラインの裏で憲剛のパスに追い着くようボールを受けて、相手にゴールに正対する体勢で相手DFをブッチギリ、シュート&ゴールしなくては。憲剛パス(に秘められた意図)を感じとらなくては。
そのために、「早くて強いスルーパス」を出す中村憲剛がいるのだから。言い方を返ると、あの場面こそが憲剛の真骨頂。「憲剛ココにあり」を示す場面だったのだ(とボクは思う)。
岡崎は川崎フロンターレ関連試合のビデオを何度も観て、ジュニーニョの間(ま)を体得するように務めるべし。そうすれば、もっと、もっとゴールが増えるぞ。ガンバレ、岡崎!
(そして、憲剛の存在価値も大きくなってゆくだろう。)
で、以下が観戦記;
■メンバー
□日本代表
GK 01楢先
DF 06内田 02中澤 04闘莉王 15今野
MF 05阿部(08松井) 07橋本
MF 10中村俊(16本田) 14中村憲 09岡崎
FW 11玉田
SUB 18都築 17山口 03駒野 12矢野
□カタール代表
GK 02ブルハン
DF 13アブドゥルマジェド 06ラジャブ 03シャミ・ザヘル
MF 10アブドゥルラーブ 11モンテシン(08アルハマド)
MF 05シディク
FW 09ヤハヤ(14アルハイドス) 12マジド・ハサン(15ユセフ・アリ) 17モハマディ 16アルビナリ
SUB 07サレ 04ジャマ 01ヌジャイド 18ワヒード・モハメド
■出場停止
岡田監督(日本)
長谷部誠(日本)
■得点
02分 オウンゴール(日本)
53分 ヤハヤ(カタール)PK
01分30秒 日本がカウンターアタック。センターサークル付近で中村俊輔がボールを受けると、右サイドを爆走でオーバーラップする内田へタイミング良くパスを通す。流れるような展開から内田がセンタリングを送ると、ゴールまで岡崎がプッシュで押し込んで、電光石火の先制ゴール!・・・と思ったら、カタールDFが見事なファイン・オウンゴール。いずれにしても、日本が挨拶代わりの先制パンチで、先制点を奪った。1−0。
16分 日本はカウンター攻撃を仕掛ける。中盤センター付近から中村憲剛が正面やや右サイドへ走りこんだ前線の岡崎へ、強烈なグラウンダーのパスを通すも岡崎はゴールに背を向けてトラップでシュートチャンスを逃す。。。岡崎よ、ここはポスト役ではなく、シュートを狙え!
35分過ぎ ペースは完全にカタールへ移り、日本の攻撃は沈黙。カタールは左右両翼にボールをうまく散らして、好機を作るがフィニッシュの精度を欠いて、楢崎の守るゴールを脅かすまでには至らず。ストライカー不足は、日本もカタールも同じ課題で頭が痛いところか。
41分 カタールは日本ゴール前の左サイドで細かなパス交換から、アブドゥラーブが抜け出して、ペナルティボックス内でGK楢崎と1対1に。日本絶体絶命のピンチだが、シュートはファーサイド(右)ポストの外へ。フィニッシュ精度が超低く、日本を救う。
43分 日本の左CK。中村俊輔の蹴ったCKから、ゴール前の混戦となり、最後は闘莉王が押し込んでゴール!電光掲示板にもGOALの文字が浮かび、観客も総立ちとなったが、様子がおかしい・・・。数分後に、「ただいまの闘莉王のシュートはゴールではありませんでした」のアナウンスが。玉田のハンドがあったらしい。結局、1−0のままで前半終了。
50分 後半も流れはカタールに傾いたまま。日本ゴールに迫ってドリブルをするマジド・ハサンを、ボックス内で中澤が手を掛けて倒す。主審の判定はPK。
52分 カタールFW9ヤハヤが左足でマウス左隅に、冷静にPKを沈めてゴール。カタールが同点に追い着く。1−1。
57分 日本のベンチが動く。ボランチの阿部に代えて、松井(サンテティエンヌ)を投入、左MFに配置。岡崎をトップに上げ、憲剛をボランチへシフト。4−4−2へシステムチェンジ。
66分 玉田を下げて、FW13興梠を投入。玉田は輝きを見せられずにピッチを去る。
80分 中村俊輔に代えて、MF16本田圭を投入。
89分 ロスタイムは4分。しかし、双方に決勝ゴールは生まれずに、1−1で試合終了。
そんなこんなで;
09年間観戦数「計65試合」に到達。
- posted by ken1eagle
-
21:19
- 日本代表
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